北京、大気質が過去最高 2024年に良好日290日
北京で2024年、1年のうち290日が大気質が良好な日となり、観測開始以来の過去最多を記録しました。大気汚染のイメージが強かった都市で何が起きているのか、日本語で整理します。
2024年は良好な大気の日が290日、1年の約8割に
中国の首都・北京では、2024年に大気質が良好と評価された日が290日に達し、これまでで最も多くなりました。北京市の生態環境当局が木曜日に公表したデータによるものです。
この290日は、1年の79.2パーセントにあたります。前年からは19日増加し、住民が比較的きれいな空気の中で過ごせた日が、さらに多くなったことを示しています。
2013年比で114日増、10年あまりで見えた変化
公表された数字を長いスパンで見ると、2013年と比べて良好な空気の日は114日増えています。単純計算すると、およそ4か月分に相当する日数が上乗せされたことになり、この10年あまりで大気環境が大きく変わってきたことが分かります。
今回の発表から読み取れる主なポイントは次の通りです。
- 2024年の良好な大気の日数は290日で、観測開始以来の最高
- 良好日数の割合は年間の79.2パーセント
- 前年より19日増加
- 2013年と比べると114日増加
なぜ国際ニュースとして注目されるのか
北京はこれまで、大気汚染の課題が国際的に注目されてきた都市の一つでした。その北京で良好な大気の日がここまで増えたという事実は、環境政策や都市づくりを考えるうえで重要なシグナルといえます。
東アジアの大気環境は、越境する微小粒子状物質や黄砂などを通じて、周辺の国や地域にも影響を及ぼします。北京の改善は、中国だけでなく、広く東アジアの環境リスクや健康リスクを考える際の一つの参考指標になります。
日本の読者にとっての意味
日本の読者にとって、今回の北京の大気質改善は次のような点で関心を持つ価値があります。
- 東アジアの大気環境の変化を知る手がかりになる
- 大都市でも大気環境を改善できる可能性について考える材料になる
- 日本や他の都市の環境政策を検証する視点を与えてくれる
特に、通勤や子育て、ビジネスにおいて空気の質が生活の質に直結することを実感している都市生活者にとって、北京の変化は無関係ではありません。
今後の焦点は改善をどう持続させるか
2024年の記録は、北京の大気質改善が一時的なものではなく、少なくともこの10年あまりにわたり継続していることを示しています。一方で、良好な日が増えたからといって、すべての課題が解決したわけではありません。
今後は、こうした改善を持続させながら、経済活動やエネルギー需要とのバランスをどう取っていくのかが注目点になります。2025年以降も、北京の大気質の動きは、国際ニュースとしてフォローしておきたいテーマの一つだといえるでしょう。
Reference(s):
Beijing achieves record-breaking 290 days of good air quality in 2024
cgtn.com








