国際ニュース:シャン・ジュンチェンがATP香港オープンで8強入り
19歳シャン・ジュンチェン、ATP香港オープンで8強入り
19歳の男子テニス選手シャン・ジュンチェン(中国)が、中国南部の香港特別行政区で行われたATP香港オープンの試合で第7シードのペドロ・マルティネス(スペイン)をストレートで破り、ツアー5度目となるベスト8進出を決めました。
格上シードを圧倒したストレート勝ち
男子プロテニスの国際大会であるATP香港オープンの男子シングルスで、世界ランキング50位のシャン・ジュンチェンが、43位で第7シードのペドロ・マルティネスに6-3、6-1で快勝しました。試合は香港特別行政区で木曜日に行われました。
両者はこれまでにクレーコートで2度対戦し、そのいずれもマルティネスが勝利していました。今回が初めてのハードコートでの対戦でしたが、シャンが主導権を握る展開となりました。
第1セットでは、シャンが最初の4つのサービスゲームをすべてキープし、第8ゲームでこの試合最初のブレークに成功して5-3とリード。そのままラブゲームでサービスをキープし、6-3で先取しました。
勢いに乗ったシャンは、第2セット序盤でいきなり2ゲーム連続でブレークに成功し、あっという間に4-0とリードを広げます。最後はこの試合4度目のブレークを決め、6-1で締めくくりました。
自らを評価「9点/10点」の内容
試合後、シャンは自らのプレーについて冷静に振り返りました。3-3以降、自身のプレーのスピードが大きく変わり、より自信を持ってスイングできるようになったと語っています。フォアハンドは力強く、ウィナー(決定打)が増え、サーブのスピードも上がったと手応えを口にしました。
一方で、試合の入りはやや硬さもあったと認めつつ、終盤にかけてしっかり立て直したことを評価し、全体としては10点満点中9点の出来だったとしています。19歳にして、これがキャリア5度目のATPツアーでのベスト8進出となり、着実な成長ぶりを示しました。
準々決勝の相手はルブレフ撃破のマロジャン
シャンは準々決勝で、ハンガリーのファビアン・マロジャンと対戦します。マロジャンは、この大会で第1シードかつ昨年の優勝者であるアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を7-5、3-6、6-3で破る金星を挙げて勝ち上がってきました。試合時間は1時間58分に及ぶ激戦でした。
マロジャンは試合後、この勝利を自分にとって大きな意味を持つものだと語り、ルブレフを素晴らしい選手だと称えました。さらに、観客の多くが前年の優勝者であるルブレフや、地元ファンに人気のある愛称ジェリーことシャンを応援していたため、雰囲気はデビスカップのように相手を後押しするものだったと振り返っています。そのうえで、自分自身に集中し、ベストのプレーをすることだけを心掛けたと強調しました。
アジア開催のツアーで存在感を示すシャン
アジアで行われる国際テニス大会であるATP香港オープンで、19歳のシャンが見せた堂々たるプレーは、今後の男子ツアーでの活躍を期待させる内容でした。クレーコートで2連敗していた相手に対し、サーフェスが変わったとはいえ完勝したことは、戦術面とメンタル面の両方で成長していることの表れと言えます。
準々決勝では、勢いに乗るマロジャンとの対戦が待っています。シャンが引き続き攻撃的なフォアハンドと安定したサービスを維持できるか、そしてプレッシャーのかかる場面でどれだけ自信を保てるかが焦点となりそうです。
香港特別行政区で開催されるこの国際大会は、アジアのテニスファンにとっても世界レベルの試合を間近で感じる貴重な機会となっています。シャン・ジュンチェンのベスト4進出をかけた一戦にも、さらに大きな注目が集まりそうです。
Reference(s):
China's Shang Juncheng advances to quarterfinals at ATP Hong Kong Open
cgtn.com








