中国バスケ 山西が25点差大逆転、新疆に115対110勝利
中国の男子バスケットボールで、Shanxi Loongsが最大25点差をひっくり返してXinjiang Flying Tigersを115対110で下し、ホームの太原で劇的な逆転勝利を収めました。本記事では、この国際ニュースとなった試合を日本語ニュースとして振り返ります。
第4クォーターだけで41対11、25点差をひっくり返す
試合は中国北部・山西省太原市で行われ、アウェーのXinjiang Flying Tigersが長く主導権を握りました。第3クォーター終了時点でスコアは99対74と、Shanxi Loongsは25点ビハインドを背負っていました。
ところが第4クォーターで流れが一変します。Xinjiangはフィールドゴールが決まらない時間帯に入り、Shanxiはそこを突いて5分足らずで16連続得点。最終クォーターだけのスコアはShanxiが41点、新疆が11点と一方的な展開になり、大逆転が完成しました。
試合の入りは新疆ペース、外角から高確率
立ち上がりはXinjiangが圧倒しました。第1クォーターを終えて41対26と15点リード。Elfuratt Mohetanerが3本の3点シュートを沈め、Xirzat Samatも2本の3点シュートを決めるなど、外角からの高確率なシュートで主導権を握りました。
第2クォーターになるとShanxiはHarry Gilesを中心に反撃します。Gilesがこのクォーターだけで10得点、Hamidou Dialloも10得点を挙げましたが、他の選手の合計は8点どまり。一方のXinjiangは複数の選手がバランスよく得点を重ね、前半終了時点で73対54とリードを広げました。
第3クォーターでも流れは新疆に傾いたままでした。Shanxiは3点シュートが決まらず、長距離砲は27本中25本を外す苦しい内容。対照的にXinjiangは3点シュートを26本中14本成功させ、第3クォーター終了時には6人が2桁得点に到達していました。
第4クォーターで何が起きたのか
勝敗を分けたのは、新疆のシュートの失速とShanxiの粘り強い守備でした。第4クォーター序盤、新疆はフィールドゴールがなかなか決まらず、スコアが止まります。その間にShanxiは速攻やゴールへのドライブで着実に加点し、16対0のラン(連続得点)を作りました。
大量リードを奪っていた側が守りに入る一方で、追う側はリスクを取って攻め続けるという、現代バスケットボールでよく見られる展開ですが、この試合ではその典型が現れた形です。わずかな時間で流れが大きく動き、ホームの後押しも受けたShanxiが一気に試合をひっくり返しました。
クラッチタイムで光ったフリースロー
試合終盤、外からのシュートがことごとく外れていたBrandon Goodwinが重要な役割を果たします。3点シュートを6本すべて外していたGoodwinは、それでも残り40秒を切った場面でフリースローを2本とも沈め、Shanxiに111対110と逆転リードをもたらしました。
続いてHan Peiyuがゴール下でファウルを受けながらシュートを決め、貴重な追加点を奪います。フリースローは外れましたが、その後のポゼッションでXinjiangのQ.J. Petersonが残り7秒から放った逆転を狙う3点シュートも決まらず、Shanxiがリバウンド後のフリースローで勝利を確定させました。
順位への影響と、この試合が示すもの
この勝利はShanxiにとって今季20勝目となり、リーグ順位で2位に浮上しました。Xinjiangは3位につけており、上位同士の直接対決で痛い逆転負けを喫したことになります。
中国バスケットボールの国際ニュースとしても注目される一戦であり、いくつかのポイントが見えてきます。
- 3点シュートの成功率が試合の流れを大きく左右する一方で、最終的な勝敗を決めるのは第4クォーターの集中力と守備であること
- 複数の選手が2桁得点を挙げていても、大事な時間帯で得点が止まれば勝利は逃げること
- クラッチタイムのフリースローは、外角シュートの調子が悪い選手にとってもチームを救う武器になりうること
日本のバスケットボールファンにとっても、中国の試合を日本語ニュースとして追いかけることで、国際バスケットボールのトレンドや試合の流れの読み方を考えるきっかけになりそうです。
Reference(s):
Shanxi comes back from 25 points behind to defeat Xinjiang at home
cgtn.com








