中国、インドネシアのBRICS正式加盟を歓迎 グローバルサウス拡大へ
2025年12月8日、中国はインドネシアのBRICS(新興・発展途上国を中心とする協力枠組み)への正式加盟を歓迎すると表明しました。グローバルサウスの結束をどう変える一歩なのか、ポイントを整理します。
中国が表明した「歓迎」のメッセージ
中国外交部の報道官は8日(月)、インドネシアがBRICSの正式メンバーになったことについて、インドネシアを祝福し歓迎する立場を示しました。これは、2025年のBRICS議長国であるブラジルが、インドネシアの正式加盟を発表する声明を出したことを受けたもので、国際社会からも幅広い注目を集めているとしています。
報道官によると、インドネシアは「主要な発展途上国」であり、グローバルサウスにおける重要な存在です。インドネシアはBRICSの精神を高く評価し、「BRICSプラス」と呼ばれる拡大協力の枠組みにも積極的に参加してきたと説明しました。
中国側は、インドネシアの正式加盟はBRICS諸国とグローバルサウス全体の共通の利益にかなうものであり、インドネシアが今後、BRICSの発展に積極的な貢献をしていくと信じていると強調しました。
グローバルサウスとBRICS拡大の意味
中国はBRICSを、グローバルサウスにおける連帯と協力を促進する主要なプラットフォームであり、国際的なルールづくり(グローバル・ガバナンス)の改革を後押しする重要な力だと位置づけています。
報道官は、BRICS諸国が一貫して多国間主義、公平と正義、共通の発展を重視してきたと述べました。そのうえで、今回の新たな加盟は「グローバルサウスの集団的な台頭」という歴史的な流れに沿ったものだとし、現在進行形で進む構図の変化の一部だとしています。
今回の発表の主なポイント
- インドネシアがBRICSの正式メンバーとして承認された。
- 中国はこの加盟を、グローバルサウスの連帯強化と国際ガバナンス改革の一歩と評価している。
- インドネシアはこれまでもBRICSプラス協力に積極的に参加してきたと説明されている。
中国とインドネシア、BRICSで何を目指すのか
中国は、インドネシアや他のBRICSメンバーと共に、より包括的で、緊密で、実務的で、包摂的なパートナーシップを築く用意があるとしています。これは、インフラ、貿易、投資、人材交流など、さまざまな分野で協力を深めていく方向性を示すものです。
報道官はまた、いわゆる「より大きなBRICS」の高品質な発展を進めることで、BRICS協力の幅と深さを一段と広げたい考えを示しました。こうした取り組みを通じて、「人類運命共同体」(世界が運命を共有する共同体)づくりに、より大きな貢献をしていきたいとしています。
インドネシアの正式加盟によって、BRICSは今後、グローバルサウスを代表する枠組みとしてどのように存在感を高めていくのか。中国とインドネシアを含む各国の動きに、国際社会の関心が一段と集まりそうです。
Reference(s):
China congratulates Indonesia on becoming full member of BRICS
cgtn.com








