中国Xizang自治区M6.8地震 救援・復旧は秩序立って進行
マグニチュード6.8の地震に見舞われた中国のXizang(シーザン)自治区で、中国政府による救援・復旧作業が秩序立って進んでいると中国外務省が明らかにしました。本記事では、その発表内容と背景を日本語で整理します。
Xizang自治区でM6.8の地震、震源はディンリ県
中国外務省の報道官グオ・ジャークン(Guo Jiakun)氏は、水曜日に行われた定例記者会見で、Xizang自治区のシガツェ市ディンリ県を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生し、その後の救援と復旧のための活動が秩序立って進んでいると説明しました。
習近平国家主席が全力の救助を指示
グオ報道官によると、習近平国家主席は人命を最優先に、全力で救助にあたるよう関係機関に指示しました。具体的には、犠牲者を最小限に抑えること、二次災害を防止すること、被災した住民を適切に避難・再定住させること、そして地震後のさまざまな事後処理を効果的に進めることが強調されたとされています。
李強総理と張国清副総理も現場対応を主導
また、李強・中国国務院総理も救援活動を組織的かつ全力で展開し、人的被害を最小限に抑えるよう関係部門に求めたと伝えられています。さらに、張国清副総理が救援チームを率いて被災地に赴き、現場で救援・救済活動の指揮・調整にあたっていると説明されました。中央指導部がそろって対応にあたることで、国家レベルでこの地震への対応を重視している姿勢がうかがえます。
道路・電力・通信の復旧が進展
グオ報道官は、中国政府がレベルIIの緊急対応を発動し、中央当局からの第1陣の災害救援物資がすでに被災地域に到着したと述べました。さらに、地震で損傷したディンリ県内の道路区間はすべて再び通行可能となり、県および周辺の郷や村への電力供給も回復しているとしています。地域の通信信号も復旧しており、救援情報の共有や安否確認、行政による支援の連絡が行いやすい環境が整っていると説明しました。
被災地の人々の生活再建へ
グオ報道官は、被災地の人々はこの災害を乗り越え、住まいを再建できると信じていると強調しました。中国政府は、救助・救援の初動対応だけでなく、被災者の生活再建や地域社会の復旧を含む事後の取り組みにも力を入れているとしています。
なぜこのニュースが重要なのか
大規模な地震災害では、発生直後の人命救助と同じくらい、道路や電力、通信といったインフラの早期復旧が重要になります。今回のXizang自治区のケースでは、中央政府が緊急対応レベルを引き上げ、指導部が現地の救援活動を直接支えることで、インフラ復旧と住民支援を同時並行で進めている様子が示されました。国際ニュースとして見ても、各国が災害への備えと対応をどのように制度化し、実際の現場で動かしているのかを考える手がかりとなる出来事と言えます。
Reference(s):
Relief, rescue work after Xizang quake progressing in orderly manner
cgtn.com








