グレナダのミッチェル首相、来年1月に中国公式訪問 国交再開20周年
グレナダのディコン・ミッチェル首相が、来年1月11〜17日に中国を公式訪問する予定です。中国とグレナダの外交関係再開20周年という節目に合わせた訪問で、両国関係をさらに深める狙いがあるとみられます。
グレナダ首相、中国を公式訪問へ
中国外交部の報道官グオ・ジャークン氏は木曜日の記者会見で、ミッチェル首相が1月11日から17日まで中国を公式訪問すると発表しました。訪問中、首相は中国の首都・北京を訪れ、要人との会談に臨む予定です。
国交再開20周年の「特別なタイミング」
グオ報道官によると、来年1月20日は中国とグレナダが外交関係を再び樹立してから20周年にあたります。中国側は、この節目のタイミングでミッチェル首相を迎えることに特別な意味があるとして、訪問を歓迎していると強調しました。
この20年の間、中国とグレナダは互いを尊重し、対等な立場で向き合ってきたといいます。「核心的利益」や重要な関心事項に関する課題では相互に理解と支持を示し、二国間関係は健全で安定した状態が続いていると中国側は評価しています。
習主席・李強国務院総理らと会談
訪問中、習近平国家主席がミッチェル首相と会談する予定です。また、李強国務院総理が公式歓迎式典を主催し、その後の会談に臨みます。両首脳は、複数の協力文書の署名式にもともに出席する計画です。
さらに、全国人民代表大会常務委員会(全人代常務委員会)の趙楽際委員長もミッチェル首相と会談する予定です。政権トップだけでなく、立法機関のトップとも直接対話を行うことで、幅広いレベルでの関係強化が図られる見通しです。
北京に加え、浙江・上海も訪問
グオ報道官によると、ミッチェル首相は北京に加え、浙江省や上海も訪問する計画です。首相が中国の沿海地域を視察することで、実務的な分野での協力拡大につなげたい意図もうかがえます。
カリブ海の「重要な協力パートナー」
グオ報道官は、グレナダをカリブ海地域の重要な国であり、中国にとって同地域における重要な協力パートナーだと位置づけました。これまで培ってきた信頼関係の上に立ち、今回の首相訪問を通じて連携をさらに深めたい考えです。
訪問で議論されるテーマと期待される成果
中国側によると、ミッチェル首相と中国指導部は、二国間関係や共通の関心事について突っ込んだ意見交換を行う予定です。そのうえで、中国は今回の訪問に対し、次のような成果を期待しています。
- 政治的な相互信頼の一層の強化
- さまざまな分野における実務協力の深化
- 両国および両国の人々の友好の強化
- 二国間関係を新たな高みに引き上げること
日本から見ると距離のある国どうしの動きに映るかもしれませんが、離れた地域同士がどのように信頼関係を築き、協力を深めていくのかを考えるうえで、今回の中国とグレナダの首脳往来は一つの注目事例と言えそうです。
Reference(s):
cgtn.com








