ハルビン中央大街、真冬にポプシクルが人気 雪景色とSNSが生む新定番
この冬、ハルビンの象徴的な通りとされる中央大街では、真っ白な雪景色の中でポプシクル(アイスキャンディー)を片手に歩く人たちの姿が目立っています。零下の気温のなかであえて冷たい甘味を味わい、その様子をSNSに投稿することが、観光客と地元の人々のあいだで一つの楽しみ方になっています。
雪の中央大街を歩きながら楽しむポプシクル
中央大街には多くの見どころがありますが、今、注目を集めているのがポプシクルを味わいながらの街歩きです。観光客も地元の人も、雪に覆われた通りを散策しながらポプシクルをしっかり握りしめ、そのひんやりとした甘さを楽しんでいます。
通りを歩く人たちは、手にしたポプシクルと雪景色を一緒に撮影し、SNSで共有しています。こうした写真や動画が拡散されることで、中央大街でのポプシクル体験は「行ったら一度は試したい」定番のアクティビティとして広がりつつあります。
さらに、この通りでは、精巧に作り込まれた雪の彫刻を眺めたり、さまざまなローカルフードを味わったりすることもできます。ポプシクルは、そうした楽しみの合間に気軽に手に取れる一品として、冬の街歩きに溶け込んでいます。
なぜ零下であえて冷たいものを選ぶのか
厳しい寒さのなかでさらに冷たいものを食べるという行為は、多くの人にとって非日常の体験です。屋外の空気と同じように冷たいポプシクルは溶けにくく、ゆっくりと味わえるという実用的な面もありますが、それ以上に「冬にアイス」というギャップが、印象に残る体験を生み出しています。
人気を支える理由としては、次のような点が考えられます。
- 体験としての面白さ:雪に覆われた通りでポプシクルを食べるという意外性が、旅のエピソードとして語りたくなる出来事になる。
- SNSとの相性:白い雪景色とカラフルなポプシクルのコントラストが写真映えし、オンラインで共有したくなる。
- 歩きながら楽しめる手軽さ:手に持ったまま散策でき、雪の彫刻や街並みを眺める時間と両立しやすい。
こうした要素が合わさることで、ポプシクルは単なるおやつではなく、「体験を象徴する小さなアイコン」として存在感を増しています。
観光客と地元の人が共有する冬の風景
中央大街でポプシクルを楽しんでいるのは観光客だけではありません。地元の人々も同じようにポプシクルを手にし、雪道を歩いています。寒さをあえて楽しむこのスタイルが、土地に住む人と訪れる人のあいだで共有される冬の風景になりつつあります。
人々はポプシクルを味わいながら、通り沿いに並ぶ雪の彫刻を眺め、ほかのローカルフードもゆっくりと楽しみます。一つの通りを舞台に、「食べる」「歩く」「撮る」という行為が自然につながり、街そのものを味わうような時間が生まれています。
雪景色と甘味がつくる「歩く観光」のかたち
中央大街でのポプシクル体験は、観光のスタイルそのものをコンパクトに象徴しているとも言えます。特別なアトラクションに入らなくても、雪景色と通りの雰囲気、そして手にした一本のポプシクルがあれば、その場ならではの物語が生まれます。
ただ通りを歩くだけの時間が、ポプシクルをきっかけに、写真を撮り、誰かと共有し、思い出として語り直せる体験へと変わっていく。そのプロセスこそが、今の中央大街の魅力の一部になっています。
冬の旅の楽しみ方を更新するハルビンのポプシクル
冬の観光というと、温かい飲み物や屋内での過ごし方をイメージしがちです。しかし、中央大街に広がる光景は、その固定観念を静かに揺さぶっています。零下のなかでポプシクルを味わい、雪の彫刻を眺め、通りの雰囲気を写真に収める。その一連の体験が「冬の街を楽しむ新しい定番」として根付きつつあります。
寒さから逃げるのではなく、寒さと向き合いながら、その場所ならではの楽しみ方を見つける。ポプシクルを片手に雪の中央大街を歩く人々の姿からは、そんな現代の旅のスタイルと、日常と観光がゆるやかにつながる都市の表情が見えてきます。
Reference(s):
cgtn.com








