国際ニュース:米ユタ州の児童合唱団が北京の天壇で中国語の歌 video poster
米国ユタ州の児童合唱団が北京を訪れ、天壇公園の祈年殿前で中国語の歌を披露しました。多くの子どもにとって初めての中国訪問となり、万里の長城や故宮も巡るなど、音楽と観光を通じた文化交流の時間となりました。
北京の天壇で中国語の歌を披露
中国の首都・北京を訪れた米国ユタ州の児童合唱団が、天壇公園にある祈年殿の前で中国語の歌を歌い、現地の人びとを驚かせました。歴史的な建造物を背景に、外国からの子どもたちが中国語で歌声を響かせる光景は、印象的な国際ニュースといえます。
観客にとっては、見慣れた観光名所が、海外からの合唱団によって新しい表情を見せた瞬間でもあります。歌詞を覚え、発音をそろえ、中国語で歌うには、事前の練習も必要だったはずです。
約半数が「初めての中国」
この児童合唱団のメンバーのうち、ほぼ半数は今回が初めての中国訪問でした。子どもたちは北京滞在中、次のような代表的な観光地も訪れています。
- 万里の長城
- 故宮(紫禁城)
教科書や動画でしか見たことのなかった場所を、自分の足で歩き、目で確かめる経験は、子どもたちにとって強い印象を残したと考えられます。壮大な城壁や宮殿のスケールを体感することで、中国の歴史や文化への興味も一段と深まったことでしょう。
「観光+音楽」がつくる文化交流
今回の訪問は、単なる観光旅行ではなく、音楽を通じた文化交流の側面が大きい点に特徴があります。なかでも、天壇の祈年殿前で中国語の歌を披露したことは、次のような意味を持つ取り組みだといえます。
- 中国語の歌を選び、現地の人びとに敬意を示す
- 子どもたち自身が、異なる文化や言語に挑戦する体験になる
- 偶然居合わせた人びとに、日常とは少し違う「出会い」を生み出す
大きな会議や公式行事だけではなく、こうした草の根の交流が積み重なることで、お互いの国への見方が少しずつ変わっていく可能性があります。
子どもたちが持ち帰る「体験」というニュース
2025年の今、世界の動きや国際関係は複雑さを増していますが、今回のような児童合唱団の訪問は、ニュースの中にほっとした視点をもたらす出来事でもあります。
合唱団のメンバーは、自分の目で見た北京の街、歴史的建造物の迫力、現地で受けた拍手や笑顔といった経験を、そのまま家族や友人、学校の仲間に伝えていくはずです。その一つ一つが、小さな「国際ニュース」として周囲の人のイメージを少しずつ変えていきます。
オンライン世代が受け取るストーリー
今回の出来事は、動画や写真、SNSの投稿を通じて、世界中に広がっていく可能性があります。スマートフォンで日常的にニュースやショート動画をチェックする世代にとっても、「遠い国の政治」だけでなく、「同世代の子どもたちがどんな体験をしているか」という視点で国際ニュースを捉え直すきっかけになりそうです。
音楽は言語の壁を越える、とよく言われます。中国語の歌を通じて北京の人びととつながろうとしたユタ州の児童合唱団の試みは、その言葉をあらためて思い出させるニュースとなりました。
Reference(s):
cgtn.com








