パリ2024銅メダルのホルト、中国リーグ挑戦と五輪の歩みを語る video poster
2024年のパリ五輪で2つ目の銅メダルを獲得したアメリカ男子バレーボール代表のミドルブロッカー、マックスウェル・ホルト選手。中国文化への好奇心からパリ大会後に上海ブライトに加入し、自身のキャリアと中国バレーボールリーグの魅力、そして2028年ロサンゼルス大会への思いを語りました。
この記事のポイント
- ホルト選手は2024年パリ五輪で自身2度目の五輪銅メダルを獲得
- 中国文化への強い関心から、パリ五輪後に上海ブライトに加入
- 中国バレーボールリーグと施設、選手層のレベルを高く評価
- 2028年ロサンゼルス大会への出場は未定だが、可能性は開いておきたいと語る
パリ2024でつかんだ2度目の銅メダル
ホルト選手は、昨年のパリ五輪でアメリカ代表として3大会連続の五輪出場を果たしました。男子バレーボール準決勝では、アメリカはポーランドにフルセットの末、3対2で敗れましたが、3位決定戦ではイタリアを3対0で下し、銅メダルを獲得しました。
これでホルト選手は、自身2度目の五輪銅メダルを手にしました。長年代表として戦ってきた中で、この結果に満足していると語り、キャリア全体を通しての達成感をにじませています。
中国文化への好奇心が導いた上海行き
ホルト選手は、CGTNのスポーツ番組『Sports Scene』で、Shen Xiang氏のインタビューに応じ、中国文化への好奇心が上海ブライト加入の大きな理由だったと明かしました。独自の歴史や価値観を持つ中国文化に触れたいという思いが、パリ五輪後の新たな挑戦につながった形です。
単なる移籍ではなく、別の社会に身を置くことで、自分自身の視野を広げる試みでもあるといえます。ホルト選手にとって、上海での時間は、競技生活と異文化体験が重なる貴重な機会になっています。
高く評価される中国バレーボールリーグ
インタビューの中でホルト選手は、中国バレーボールリーグとその施設を高く評価しました。クラブの環境や設備が整っていることに加え、多くの選手が高いレベルで競い合っていることを強調しています。
海外で活躍する選手がリーグや施設を評価する声は、その国のスポーツ環境にとって大きな意味を持ちます。ホルト選手の経験は、中国リーグが国際的にも注目される舞台になっていることを示す一例といえます。
スポーツは言葉と国境を越える「橋」
ホルト選手は、スポーツが言葉や国境を越える「橋」のような役割を果たしていると語りました。母語も文化も異なる選手同士が、コートの上では同じルールの下でプレーし、勝利や成長といった共通の目標を追いかけます。
コミュニケーションの手段は必ずしも言葉だけではなく、プレーのスタイル、チームメイトを励ますしぐさ、試合後の握手など、さまざまな形で表れます。ホルト選手の歩みは、スポーツが国や地域を超えた理解と交流を生み出す力を持っていることを、あらためて思い出させます。
ロサンゼルス2028、ベテランが見つめる未来
次の夏季五輪は2028年、ロサンゼルスで開催される予定です。ホルト選手はその年に41歳を迎えます。インタビューでは、自身が再び五輪の舞台に立つかどうかはまだ分からないものの、その可能性を完全には閉じたくないと語りました。
年齢を重ねたアスリートにとって、次の五輪を目指すかどうかは、身体的なコンディションだけでなく、モチベーションや家族、生活全体とのバランスを含めた大きな決断になります。ホルト選手が選ぶ道はまだ定まっていませんが、「選択肢を残す」という姿勢自体が、キャリアの終盤と向き合う一つの在り方を示しているようです。
ホルトの歩みから見えるもの
2度の五輪銅メダル、3度の五輪出場、そして中国リーグへの挑戦。ホルト選手の歩みは、競技面での結果だけでなく、異文化への好奇心とオープンさに支えられています。
国際ニュースとしてこの物語を眺めると、次のようなメッセージが浮かび上がります。
- 好奇心は、キャリアの新たな扉を開く原動力になりうる
- スポーツは、言語や国境を越えて人と人をつなぐ力を持つ
- 未来の選択肢をすぐに閉じないことが、新しい可能性を生む
パリから上海、そして将来のロサンゼルスへ。ホルト選手のこれからの選択も、国際スポーツの動きを追ううえで注目していきたいテーマの一つになりそうです。
Reference(s):
2-time Olympic bronze medalist Holt reflects on journey at Paris 2024
cgtn.com








