2025年ハルビン・アジア冬季大会へ ヤブリでスノーボード試験大会 video poster
2025年ハルビン・アジア冬季競技大会のスノーボード会場となる中国東北部・黒竜江省ヤブリで、ビッグエア種目の試験大会が行われました。国際大会本番と同じコースを使い、運営や設備を確認する重要な一日となりました。
ヤブリは2025年アジア冬季大会のスノーボード会場
ヤブリは、中国東北部の黒竜江省にあるウィンタースポーツ拠点で、2025年2月に開催されたハルビン・アジア冬季競技大会ではスノーボード種目を担当しました。今回紹介する試験大会は、その大会を前に、ヤブリ・ウィンタースポーツセンターで実施されたものです。
ビッグエア試験大会の概要
試験大会では、スノーボードのビッグエア種目が行われ、中国国内選手権も兼ねて実施されました。アジア冬季競技大会本番と同じ環境のもとで、コースの安全性や難度、運営体制を細かくチェックする狙いがありました。
- コース全長:214メートル
- 幅:30メートル
- 高低差(ドロップ):62メートル
- 会場:ヤブリ・ウィンタースポーツセンター
選手は3本のラン(滑走)に挑み、そのうち得点が高かった2本の合計で最終順位が決まりました。技の難度だけでなく、着地の安定感やスタイルも問われるフォーマットです。
男子ビッグエア:Yang Jinghanが1800でトップ
男子ビッグエア決勝には10人のスノーボーダーが出場しました。四川体育学院所属のYang Jinghan(ヤン・ジンハン)は、1本目で79.33点をマークすると、2本目では高度な1800(5回転)スピンを見事に着地し、95.66点という高得点を獲得しました。
2本のベストラン合計は174.99点。安定感とチャレンジ精神を両立させた滑りで他選手を引き離し、堂々の優勝を飾りました。
女子ビッグエア:Zhang Yutingが僅差で制す
女子ビッグエアには8人の選手が出場し、最後まで緊張感のある争いが続きました。重慶冬季運動管理中心所属のZhang Yuting(ジャン・ユーティン)と、広西チワン族自治区のGan Jiajia(ガン・ジャージア)がトップ争いを繰り広げました。
最終的にZhangは合計158.00点をマークし、Ganをわずか2.34点差で上回ってタイトルを獲得しました。小さなミスが順位を左右する接戦のなかで、集中力を切らさない滑りが光りました。
アジア冬季競技大会への布石として
今回の試験大会は、コースや設備の最終チェックに加え、運営面の確認という意味でも重要な役割を果たしました。実際の競技を通じて、選手の安全確保や審判体制、タイムスケジュールなど、細かな点まで検証できるからです。
214メートルのロングコースと62メートルのドロップを持つヤブリのビッグエア会場は、大きな飛距離とダイナミックな技を引き出せるレイアウトです。アジア冬季競技大会本番でも、大技の応酬とハイレベルな戦いが期待される設定だといえます。
2025年ハルビン・アジア冬季競技大会は、2025年2月7日から14日まで開催されました。この試験大会で得られたフィードバックは、本番でのスムーズな運営や、より良い観戦環境づくりにつながったと考えられます。
日本のスノーボードファンにとっても、アジアの新しい実力者や、アジア冬季大会の舞台となる会場の特徴を知ることは、今後の国際大会を楽しむうえで参考になります。アジア全体でウィンタースポーツが広がるなか、こうした国際ニュースは競技の裾野の拡大を静かに物語っています。
Reference(s):
Snowboard test event held in Yabuli ahead of 2025 Asian Winter Games
cgtn.com








