全豪オープン女子ダブルスで張帥&ムラデノビッチ組が16強入り
テニスの全豪オープン女子ダブルスで、中国の張帥(Zhang Shuai)とフランスのクリスティナ・ムラデノビッチ組が、ペイトン・スターンズ(米国)/ルイザ・ステファニ(ブラジル)組に6-2、6-2のストレート勝ちを収め、ベスト16に進出しました。
全豪オープン女子ダブルスで見せた圧勝劇
試合はメルボルンで行われ、張/ムラデノビッチ組は序盤から主導権を握りました。リターンゲームではわずかなチャンスを確実にものにし、4度あったブレークポイントをすべて奪取。一方で、自分たちのサービスゲームでは7度のブレークポイントをすべてしのぎ、危なげない内容で勝利を収めています。
積極的なネットプレーと力強いストロークで20本のウィナーを放ち、相手の8本を大きく上回りました。攻めの姿勢を貫いたことが、スコア以上に内容の差として表れたと言えます。
カギを握った18分間の第1ゲーム
この試合で象徴的だったのが、第1セット第1ゲームです。張のサービスゲームはデュースにもつれ込み、実に10度もデュースを繰り返す18分間の長期戦となりました。スターンズ/ステファニ組には4度のブレークポイントが巡ってきましたが、張/ムラデノビッチ組は集中力を切らさず、最後は連続ウィナーでキープに成功しました。
この大激戦を制したことで流れは一気に中国とフランスのペアへ傾き、その後の第1セットは残り約34分で一気に取り切りました。最後はステファニのセカンドサーブをムラデノビッチがバックハンドでダウンザラインへ打ち抜き、最初のセットポイントを決めています。
第2セットでも主導権を維持
第2セットに入っても張/ムラデノビッチ組の勢いは衰えませんでした。序盤でステファニのサービスゲームを破って3対1とリードを広げると、以降もブレークを許さず主導権を握り続けます。
第2セット中盤、ムラデノビッチのサービスゲームでは、5度のデュースを戦う9分間の勝負になりました。それでも最後は張のボレーウィナーが決まり、このゲームもきっちりキープしました。
続くゲームではムラデノビッチのボレーが決まって最初のマッチポイントを迎え、そのポイントで張がセンターへのフォアハンドウィナーを放ち試合を締めくくりました。2人の役割分担と連携が、最後の一球までうまくかみ合った場面でした。
数字で見る完勝ぶり
試合の内容は、数字にもはっきり表れています。
- スコア 全豪オープン女子ダブルス 張/ムラデノビッチ組 6-2 6-2 スターンズ/ステファニ組
- ブレークポイント 張/ムラデノビッチ組 4回中4回成功 相手は7回すべて失敗
- ウィナー 張/ムラデノビッチ組 20本 相手 8本
- 第1ゲーム デュース10回 約18分間の接戦をキープ
特にブレークポイントの場面での強さは際立っており、ビッグポイントでミスをしないメンタルの強さとコンビネーションの良さが光りました。
アジアのテニスファンにとっての意味
四大大会の一つである全豪オープンで、中国の張帥が女子ダブルスのベスト16入りを決めたことは、アジアのテニスファンにとって明るいニュースです。シングルスだけでなくダブルスでも、アジア出身選手と欧州出身選手のコンビが結果を残していることは、競技の多様性を示すものでもあります。
今回のように、要所で強さを発揮する勝ち方ができれば、さらに上のラウンドでも十分に戦える可能性があります。今後の試合でどこまで勝ち進めるのか、国際スポーツニュースとしても引き続き注目が集まりそうです。
Reference(s):
Zhang & Mladenovic reach last 16 in women's doubles at Australian Open
cgtn.com








