王滬寧氏、第14期全国政協第3回会議の準備徹底を指示
中国の王滬寧(Wang Huning)全国政協主席が、今年3月上旬に予定されていた第14期中国人民政治協商会議(CPPCC)全国委員会第3回会議に向けて、準備を徹底するよう上級政治協商委員らに呼びかけました。中国政治の重要な局面に向けたこの動きは、第14次五カ年計画(2021~2025年)の最終盤と、その先の5年をどう見据えるかという文脈の中で位置づけられます。
第30回主席会議で強調された「準備の質」
報道によると、王滬寧氏は中国共産党中央委員会政治局常務委員であり、中国人民政治協商会議(CPPCC)全国委員会の主席でもあります。その王氏は、水曜日に開かれた第14期全国政協第30回主席会議で、第3回会議の開催に向けて責任を持って準備し、組織しなければならないと、上級の政治協商委員らに求めました。
第3回会議は、3月4日に開幕する案が示されていたとされ、王氏の発言は、その日程を見据えた最終段階の準備を促すメッセージだと受け止められます。
第14次五カ年計画と「次の5年」
王氏は、第14次五カ年計画(2021~2025年)で掲げられた目標と任務をやり遂げるために、政治協商委員が自らの知恵と力を発揮するよう呼びかけました。同時に、次の五カ年期間を良い形でスタートさせることの重要性も強調しました。
五カ年計画は、中国の中長期的な経済・社会運営の方向性を示す枠組みとされています。その最終年にあたる2025年を迎える中で、政治協商の場でどのような提案や合意が形成されるかは、次の5年の政策運営の土台づくりにもつながります。
2つの報告書案が審議・承認
今回の主席会議では、第14期全国政協常務委員会の活動をまとめた報告書案と、第2回会議以降に出された各種提案の処理状況を整理した報告書案の2本が審議され、承認されました。
会議は、これら2つの報告書案を、第14期全国政協常務委員会第10回会議に付議することを決定しました。この第10回会議は、今年3月1日と2日に開催される予定だったとされており、第3回会議に先立って報告内容を確認する重要な場となります。
日本の読者が押さえておきたいポイント
- 今年は第14次五カ年計画の最終年にあたり、王滬寧氏の発言は、計画目標の総仕上げと次の5年への橋渡しを意識したものとみられます。
- 全国政協の上級メンバーには、単なる助言にとどまらず、具体的な提案や合意形成を通じて、国家目標の達成に貢献する役割が改めて求められています。
- 3月上旬に予定されていた一連の会議に向け、常務委員会向けの報告書案が早い段階で整えられていたことから、政策プロセスの事前準備を重視する姿勢がうかがえます。
中国政治や五カ年計画の動きを追ううえで、全国政協でどのような議論が行われ、どのような報告がまとめられるのかは、今後も注目しておきたいポイントです。
Reference(s):
Wang Huning urges to prepare well for upcoming CPPCC annual session
cgtn.com








