全豪オープン混合ダブルス 張帥/ボパンナ組、準々決勝で惜敗
全豪オープンの混合ダブルス準々決勝で、中国の張帥とインドのローハン・ボパンナのペアが、地元オーストラリアのオリビア・ガデツキ/ジョン・ピアーズ組にフルセットの末に敗れました。国際スポーツニュースとしても、一本のポイントが流れを変えるテニスの怖さが表れた一戦でした。
スーパータイブレークにもつれたスリリングな展開
試合は、張/ボパンナ組が第1セットを6-2で先取し、理想的な立ち上がりを見せました。しかし第2セットは、ワイルドカードで本戦入りしたガデツキ/ピアーズ組が6-4で取り返し、勝負は最終セットの代わりに行われるスーパータイブレークにもつれ込みました。
最終セットのスーパータイブレークは、最終的に11-9でガデツキ/ピアーズ組が制しました。スコアが物語るように、両ペアが互いに譲らない接戦でした。
勝負どころで逃したマッチポイント
最大の山場は、スーパータイブレークで張/ボパンナ組が9-8とリードし、マッチポイントを握った場面でした。相手のサービスゲームで、ピアーズのワイドへのサーブをリターンしきれず、このチャンスを生かすことができませんでした。
続くポイントでは、ダブルスで四大大会優勝経験を持つピアーズがサービスエースを決めて10-9とリードし、今度はオーストラリアペアがマッチポイントを手にします。このポイントで、張のボレーがわずかにコートを外れ、試合はそこで決着しました。
一度つかんだ流れが再び相手へ
実は、それ以前の展開ではガデツキ/ピアーズ組がスーパータイブレーク序盤で2ポイント差をつけてリードしていました。そこから張/ボパンナ組が、張のダウン・ザ・ラインへのフォアハンドウィナーを皮切りに、次の5ポイントのうち4ポイントを奪い、一気に試合の流れを引き寄せていました。
それでも試合後、ピアーズは「長く食らいついていれば、いつか自分たちの方に転がってくると信じていた。最初のポイントではなく、最後のポイントを取らなければいけない」と振り返っています。最後まで集中力を切らさなかった地元ペアの粘りが、紙一重の勝負をものにしたと言えそうです。
ガデツキ/ピアーズ組は準決勝へ
勝利したガデツキ/ピアーズ組は、準決勝で第2シードのニュージーランドペア、エリン・ラウトリフ/マイケル・ビーナス組と対戦します。ワイルドカードから躍進を続ける地元ペアが、さらに上位シードを相手にどこまで食い下がれるか注目が集まります。
混合ダブルスが見せる国際色と駆け引き
今回のように、中国とインドのペアがオーストラリアのペアと対戦し、その勝者がニュージーランドのペアとぶつかるという構図は、グランドスラムならではの国際色豊かな組み合わせです。国際ニュースとしての側面も持つスポーツの舞台と言えるでしょう。
男女が同じコートに立つ混合ダブルスは、サービスやリターンの配球、ネットプレーの役割分担など、細かな駆け引きが随所に見られます。さらに最終セットをスーパータイブレークで決める形式では、一つのミスや一つの好ショットが、そのまま勝敗に直結します。
張/ボパンナ組にとっては悔しい敗戦となりましたが、マッチポイントを挟んだわずかな差が勝負を分けたこの試合は、混合ダブルスの緊張感と面白さを改めて示した一戦でした。
- ワイルドカードで出場した地元ペアがベスト4進出
- 張/ボパンナ組はマッチポイントを逃しての逆転負け
- スーパータイブレークが勝負を決める、混合ダブルスらしい展開
通勤時間やスキマ時間にスポーツの国際ニュースをチェックする読者にとっても、一本のポイントの重さを感じさせる試合展開だったのではないでしょうか。
Reference(s):
Zhang/Bopanna beaten in Australian Open mixed doubles quarterfinals
cgtn.com







