春節前の行事「小年」とは?中国本土で始まる“小さなお正月”
春節(旧正月)が近づくと、中国本土では「小年(シャオニエン)」と呼ばれる行事をきっかけに、一気にお祝いムードが高まります。本記事では、ラーバー節から小年へと続く流れと、小年のあとに始まる春節準備の様子を、日本語でわかりやすく整理します。
春節前の「小さなお正月」 小年とは
春節は中国本土の人びとにとって一年で最も大切なお祭りの一つです。その春節シーズンの中で、小年は「Little Chinese New Year」とも紹介されることがあり、本番の春節に向けて気持ちと生活の両方を切り替える節目になっています。
小年は、春節直前のタイミングで行われる行事で、「これから春節の準備を本格的に進めていく」という合図のような位置づけです。
ラーバー節から小年へ:春節シーズンのウォームアップ
中国本土の人びとは春節をとても重視しており、その前にはいくつかの行事を通じて「ウォームアップ」をします。代表的なものが、ラーバー節(Laba)と小年です。
- ラーバー節:春節シーズンの前触れとなる行事
- 小年:春節に向けた本格的な準備が始まるタイミング
ラーバー節が「お祭りシーズンの幕開け」だとすれば、小年は「実際の準備をスタートさせるスイッチ」のような存在だと言えます。
小年のあとに始まる春節準備
小年を迎えたあと、多くの家庭や街では春節に向けた具体的な準備が一気に進みます。主な動きとしては、次のようなものがあります。
- 玄関や室内に、春節の対聯(ついれん)と呼ばれる赤い飾りを貼る
- 街や家の前に提灯などのランタンを飾る
- 新年を迎えるための新しい服を買いそろえる
- 食材や飲み物など、連休中に必要なものをまとめて買い出しする
こうした準備が進むことで、街全体が少しずつ赤や金の色で彩られ、春節ならではの華やいだ空気が生まれていきます。買い物客でにぎわう市場や、飾り付けが増えた住宅街など、日常の風景がゆっくりと「春節モード」に切り替わっていきます。
なぜ小年に注目するのか
国際ニュースとして中国本土の春節シーズンを見ると、小年は「文化や生活が動き出すタイミング」として重要な意味を持っています。人びとの消費行動や、家族が集まる準備、街の雰囲気の変化など、さまざまな動きがこの時期から加速していきます。
日本でも年末になると大掃除や正月準備で街の空気が変わるように、中国本土では小年を境に、人びとの時間の流れが「日常」から「春節モード」へと切り替わります。春節当日そのものだけではなく、その前段階にあるラーバー節や小年といった行事にも目を向けることで、中国本土の暮らしや価値観をより立体的にとらえることができそうです。
春節シーズンのニュースを目にするとき、「今年は小年のころからどんな準備が進んでいるのか」という視点を持ってみると、同じニュースでも違った側面が見えてくるかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








