吉林のランタンフェア VR・ARで楽しむ光と影の春節体験
吉林のランタンフェア、VR・ARで「光と影の世界」に没入
中国・吉林省の江南公園で、大規模なランタンフェアが水曜日の夜に開幕しました。春節(旧正月)をテーマにした色とりどりのランタンに加え、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などの最新技術を取り入れた、没入型の光と影の世界が来場者を迎えています。
春節ムードあふれる会場に多くの来場者
会場となっている江南公園は、夜になると一面がランタンの光に包まれます。大規模なランタンフェアには家族連れや若者が集まり、にぎやかな雰囲気のなかで写真を撮ったり、ゆっくりと散策を楽しんだりしています。
- 春節をモチーフにした伝統的なランタン展示
- 公園全体を活用した大規模なライトアップ
- 歩きながら楽しめる回遊型の演出
中国では春節前後に各地でランタンイベントが開かれますが、吉林のフェアはそのなかでも規模の大きさと演出の多様さで注目を集めています。
VR・ARで広がる「体験型」ランタン
今回のランタンフェアの特徴は、VRやARといったデジタル技術を積極的に取り入れている点です。主催者は、光と音、映像を組み合わせることで、来場者が物語の世界に入り込んだような没入感を生み出しています。
VRは、専用の機器を通じて仮想空間を体験できる技術です。ARは、現実の風景にデジタル映像や情報を重ねて表示する技術を指します。こうした技術とランタンの光が組み合わさることで、単に「見る」だけでなく、「参加する」春節イベントへと変化しつつあります。
伝統とテクノロジーの融合が示すもの
ランタンはもともと、家族の団らんや新年への願いを象徴する伝統的な文化です。一方で、VRやARはデジタルネイティブ世代にとって身近なテクノロジーになりつつあります。吉林のランタンフェアは、この二つをかけ合わせることで、幅広い世代が楽しめる場をつくろうとする試みともいえます。
伝統行事にデジタル要素を加えることで、
- 若い世代にとっても参加しやすいイベントになる
- SNSで共有したくなるフォトスポットや体験が生まれる
- 地域の観光資源としての魅力が高まる
といった効果も期待できます。実際、光と影の演出は写真や動画と相性がよく、来場者がその場で撮影したコンテンツを共有することで、イベントの存在がさらに広がっていきます。
吉林発の試みから考える、これからのイベントづくり
吉林のランタンフェアは、中国の地方都市が持つ文化や風景を、最新テクノロジーと組み合わせて発信しようとする動きの一例です。日本でも各地でライトアップイベントやプロジェクションマッピングが行われていますが、ランタンとVR・ARを組み合わせた試みは、地域イベントづくりの新しいヒントになりそうです。
国際ニュースとして見たとき、今回のフェアは「観光」「デジタル技術」「伝統文化」という三つのテーマが交わる象徴的なケースでもあります。オンラインで世界の動きを追う私たちにとっても、伝統行事がどのようにアップデートされていくのかを考えるきっかけとなるでしょう。
スマートフォン片手に世界各地のニュースに触れられる今、吉林のランタンフェアのような取り組みは、「現地に行って体験したくなる」国際ニュースとしても、今後ますます存在感を増していきそうです。
Reference(s):
cgtn.com








