ハーバード大生40人超が杭州・霊隠寺で精進料理を体験
ハーバード大学の学生40人余りが水曜日、中国東部・浙江省杭州市にある仏教寺院「霊隠寺」を訪れ、寺院で伝統的なベジタリアン(精進)料理を味わいました。若い世代が中国文化や仏教、そして菜食を体験する動きとして注目されています。
杭州の名刹・霊隠寺を訪問したハーバードの学生たち
今回、ハーバード大学から訪れたのは40人を超える学生たちです。行き先となった霊隠寺は、杭州を代表する有名な仏教寺院で、中国でも広く知られた観光と信仰の拠点です。
学生たちは、水曜日に霊隠寺を訪問し、寺院の落ち着いた雰囲気の中で、そこで供される伝統的なベジタリアン料理を体験しました。宗教施設での食事を通じて、日常のキャンパスライフとは異なる価値観や生活文化に触れる機会となりました。
仏教寺院のベジタリアン料理とは
霊隠寺で学生たちが味わったのは、肉や魚を使わず、野菜や豆、穀物を中心に作られた料理です。日本でいう「精進料理」に近く、素材の味を生かしながら、油や香辛料も控えめに仕上げるのが特徴とされています。
こうした寺院のベジタリアン料理は、
- 生き物の命を尊ぶ仏教の考え方
- シンプルで節度ある食生活
- 心身を整えるための食のあり方
といった価値観を反映しているとされます。学生たちにとっては、「おいしいかどうか」だけでなく、「なぜこのような料理が受け継がれてきたのか」を考えるきっかけにもなったとみられます。
若い世代とベジタリアンへの関心
世界的に、若い世代の間では、健康への意識や環境問題への関心の高まりとともに、肉を減らしたり、ベジタリアンやヴィーガンの食事を試したりする動きが広がっています。大学生はその最前線にいる存在です。
ハーバード大学の学生たちが霊隠寺でベジタリアン料理を体験したことも、単なる観光にとどまらず、次のようなテーマと結びつきます。
- 地球環境と食の選択の関係
- 宗教や思想が食文化に与える影響
- 異文化を理解するための「食」を通じたアプローチ
こうした視点は、国際ニュースや国際関係を学ぶうえでも欠かせない要素です。
「食」と「信仰」を通じた国際交流
海外の学生が寺院を訪れ、現地の食事を共にすることは、言葉だけでは伝わりにくい文化を体感する重要な機会です。霊隠寺のような寺院は、歴史や宗教、芸術、そして日常の暮らしが折り重なった場でもあります。
こうした訪問では、一般的に次のような学びが生まれやすいと考えられます。
- 仏教の世界観や自然観への理解が深まる
- 地域の歴史や都市・杭州の文化的背景に触れられる
- 食卓を囲むことで、言語の壁を越えた交流が生まれる
教室での講義やオンラインの情報だけでは得られない「身体感覚としての理解」が、こうした現地での体験によって補完されていきます。
日本の読者にとってのヒント
ハーバード大学の学生たちの霊隠寺訪問は、「海外の大学生の話」として眺めるだけでなく、日本に暮らす私たちにとっても示唆があります。
- 旅行先や留学先で、その土地ならではの寺院や宗教施設を訪れてみる
- 現地のベジタリアン料理や精進料理を試し、「なぜこの味になったのか」を考えてみる
- 食の好みの違いをきっかけに、相手の価値観や文化について対話してみる
国際ニュースを日本語で追うだけでなく、自分自身の旅や日常の食卓からも、世界とのつながりを感じることができます。今回のハーバード大学生の霊隠寺訪問は、そんな「食と文化の交差点」を象徴するエピソードといえそうです。
Reference(s):
cgtn.com








