全豪OP女子ダブルス 張帥/ムラデノビッチ組、準々決勝でトップシードに惜敗
全豪オープン女子ダブルスで張帥組がベスト8敗退
テニスの全豪オープン女子ダブルス準々決勝で、中国の張帥(チャン・シュアイ)とフランスのクリスティナ・ムラデノビッチ組が、トップシードのテイラー・タウンゼント(米国)/カテリナ・シニアコバ(チェコ)組に6-1、7-5のストレートで敗れ、今大会の女子ダブルスから姿を消しました。試合はメルボルン・パークで行われ、70分間の戦いでした。
第1セットは一方的、第2セットで見せた粘り
第1セットは、1-1で迎えた第3ゲーム以降、タウンゼント/シニアコバ組が5ゲーム連取。強烈なリターンとネットプレーで主導権を握り、わずか30分足らずで6-1と一気にセットを奪いました。
第2セットも序盤はトップシードが優位に進め、ムラデノビッチのサービスを破って3-1とリード。その後も5-2まで差を広げられ、一時はタウンゼント組がサービング・フォー・ザ・マッチ(試合を締めるゲームのサーブ)に入る展開となりました。
ここから張/ムラデノビッチ組が意地を見せます。第9ゲームで、張がダウン・ザ・ラインへのフォアハンドウィナーを決めて3本のブレークポイントを握ると、タウンゼントのボレーがワイドに外れ、ブレークに成功。続く自身のサービスゲームでは2本のマッチポイントをしのいでキープし、セットカウントを5-5に戻しました。
しかし、6-5で迎えたムラデノビッチのサービスゲームで再び苦しくなります。40-30とマッチポイントを握られると、このチャンスをタウンゼント/シニアコバ組が確実にものにし、張/ムラデノビッチ組はあと一歩のところでタイブレークには届きませんでした。
スタッツが示す「決定力」の差
試合全体の数字を見ると、勝負を分けたのは攻撃面での決定力でした。タウンゼント/シニアコバ組はウィナー(決定打)を25本放ち、張/ムラデノビッチ組の13本を大きく上回りました。一方で、アンフォーストエラー(自分からのミス)は両ペアとも14本と同数で、安定感の面では大きな差はありませんでした。
- ウィナー数:タウンゼント/シニアコバ 25本 − 張/ムラデノビッチ 13本
- アンフォーストエラー数:両ペアとも14本
- 試合時間:70分
シニアコバは試合後、「第2セット終盤はかなりプレッシャーを感じていました。ミスも出て一気に接戦になりましたが、私たちはすでに1セットを取っていたので、とにかく戦い続けようと話していました。最後に勝ち切ることができて本当にうれしいです」と振り返っています。
張帥、今季最初の四大大会で三種目すべてで結果
今季最初のグランドスラムとなる全豪オープンで、張帥は3種目に出場しました。女子シングルスでは2回戦に進出し、女子ダブルスと混合ダブルスではいずれもベスト8入りを果たしています。混合ダブルスではインドのローハン・ボパンナとペアを組み、こちらも準々決勝まで勝ち上がりました。
シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスのすべてで一定の結果を残したことは、タフな日程の中でも高いパフォーマンスを維持できることを示しています。スコアだけを見るとストレート負けではあるものの、第2セットで見せた挽回劇は、今後のシーズンに向けて手応えとなる戦い方だったと言えそうです。
トップシードはロシアペアと準決勝へ
勝ち上がったタウンゼント/シニアコバ組は、準決勝でロシアのミラ・アンドレーワ/ダイアナ・シュナイダー組と対戦する予定です。ウィンブルドン女王でもあるタウンゼント/シニアコバ組が、そのままタイトルへ突き進むのか。それとも勢いのある若いロシアペアが波乱を起こすのか、女子ダブルスの行方にも注目が集まります。
張帥にとっては悔しい準々決勝敗退となりましたが、三種目すべてで存在感を示した今大会の戦いぶりは、今後の国際テニスツアーに向けた大きな一歩となりそうです。
Reference(s):
Zhang/Mladenovic fall in Australian Open women's doubles quarterfinals
cgtn.com








