CGTN「Super Night」春節ギフトボックスが映す中国の年越しと国際ニュース video poster
中国の国際メディアCGTNが、春節(旧正月)の特別番組にあわせて公開したギフトボックス紹介の動画が、今年の中国の年越しムードとメディア戦略を映し出しています。記者のHong Yang(ホン・ヤン)さんが受け取った「Super Night」ギフトボックスを開封する様子が、その一端を伝えています。
CGTN「Super Night」と春節ギフトボックス
紹介文によると、CGTNの記者Hong Yangさんは、中国の新年にあわせて届けられたギフトボックスをカメラの前で開封しました。このギフトボックスは、CGTNが制作する新年の特別番組「Super Night」と連動した企画として位置づけられています。
当時の案内では、「Super Night」は2025年1月28日午後7時30分から放送される大みそか向けの特別番組とされ、ギフトボックスの動画はその前後のプロモーションの一部として用意されたものとみられます。
箱の「中身」より大事なもの――視聴者との距離感
紹介文は「中には何が入っているのか?」と視聴者の好奇心を刺激しながら、ギフトボックスをきっかけに番組への関心を高めようとしています。具体的な中身については短い説明文からは分かりませんが、この演出はテレビ局と視聴者の距離を縮める役割を果たしています。
こうした演出は、一般に次のような効果を狙うことが多いと考えられます。
- 記者自身が受け取ったギフトを開封することで、視聴者と同じ目線に立つ
- 「自分も体験してみたい」という参加意識を呼び起こす
- 番組そのものだけでなく、「新年の空気感」まで届ける
紹介文には、ギフトボックスの中身を見てみたい人や、自分でも手に入れたい人に向けた呼びかけも盛り込まれていました。番組視聴とギフト企画を結びつけることで、参加型の新年イベントとして楽しんでもらおうという意図がうかがえます。
春節と年越し番組:スクリーン越しの「団らん」
春節は、中国の人びとにとって一年で最も重要な祝祭の一つです。多くの家庭が集まり、食事をともにしながらテレビの年越し番組を見る風景は、日本の大みそかの特番とも重なります。
CGTNのような国際メディアにとって、春節の番組は国内向けだけでなく海外の視聴者に向けて、中国の文化や年越しの雰囲気を伝える重要な機会でもあります。ギフトボックスのような企画は、その入口をやわらかく、視覚的に分かりやすいものにしていると言えるでしょう。
デジタル時代のテレビと国際ニュースの届け方
今回の「Super Night」ギフトボックス企画は、テレビ番組がデジタル時代にどのように視聴者との接点をつくるか、という問いにもつながります。
こうしたギフト企画は、一般に次のような効果を狙うことが多いと考えられます。
- ギフトボックスや限定グッズで、番組を「モノ」として手元に感じてもらう
- SNSで開封の様子をシェアしてもらい、オンライン上で話題を広げる
- 記者やキャスターが前面に出ることで、ニュースへの親近感を高める
ニュースや国際情報がオンラインであふれるなか、番組と視聴者の関係は一方向から双方向へと変わりつつあります。ギフトボックスを介したこうした試みは、ニュースを「情報」だけでなく「体験」として届けようとする動きの一例と言えます。
視聴者として何を楽しむか
箱の中身そのものだけでなく、そこに込められた「誰と、どのように新年を迎えるか」というメッセージに目を向けると、春節の特別番組もまた一つの社会の鏡として見えてきます。テレビとオンラインが交差する時代に、ギフトボックスという小さな箱は、国境を越えて共有される祝祭のかたちを象徴しているのかもしれません。
Reference(s):
SEE WHAT’S INSIDE a Super Night gift box with CGTN reporter Hong Yang
cgtn.com








