習近平国家主席、春節前に全軍へあいさつ 戦備態勢の維持を強調
2025年1月29日の春節(旧正月)を前に、習近平国家主席が中国人民解放軍北部戦区司令部を視察し、全軍の将兵に向けて春節のあいさつと戦備態勢の維持を呼びかけました。本記事では、この動きのポイントを日本語で整理します。
春節前に北部戦区を視察
中国の習近平国家主席は、中国共産党中央委員会総書記であり中央軍事委員会主席も務めています。春節を控えた金曜日、習主席は中国人民解放軍の北部戦区司令部を訪れ、現地の将兵と面会しました。
習主席はその後、ビデオリンクを通じて全軍の代表ともつながり、各部隊の将校や兵士と対話しました。部隊側からは、戦備任務の状況や日頃の任務遂行の様子が順番に報告され、習主席はその取り組みを十分に評価したとされています。
全軍と武装警察、民兵にも春節のあいさつ
今回の視察に合わせ、習主席は中国人民解放軍だけでなく、人民武装警察部隊、軍に配置されている文職人員、さらに民兵や予備役部隊の構成員に対しても春節のあいさつを送りました。
これらのメッセージは、中国共産党中央委員会と中央軍事委員会を代表して発せられたもので、軍と治安部門、そしてその支援を担う人々を幅広くねぎらう内容となっています。
戦備任務の強化で何を重視しているのか
習主席は、春節期間中も戦備任務の履行を一段と強化し、いかなる緊急事態にも効果的に対応できるようにする必要があると強調しました。そのうえで、祝日のあいだも国家の安全と社会の安定をしっかりと守るよう求めました。
春節は、一年の中でも特に社会活動が活発になり、多くの人が休暇を過ごす時期です。そうしたタイミングで軍に向けて警戒の継続を呼びかけることは、平時の安全確保や社会の安定維持を重視するメッセージだと受け止められます。
日本からどう読むか
春節前の軍視察と全軍への一体的なあいさつは、士気の向上と同時に、指導部の安全保障への関心を示すシグナルでもあります。日本にとっても、中国の軍や治安部門がどのような場面で戦備態勢の維持を強調しているのかを丁寧に追うことは、地域情勢を考えるうえで参考になります。
一方で、今回のメッセージは祝祭の時期に働き続ける人々へのねぎらいという側面も持っています。春節という大きな節目に合わせて発せられたことばを、軍事や安全保障だけでなく、社会の安定や日常の安全を支える取り組みとしても眺めておくと、ニュースの見え方が少し変わってくるかもしれません。
Reference(s):
President Xi extends Spring Festival greetings to all servicemen
cgtn.com








