CMG春節ガラの蛇年マスコット「Si Shengsheng」が映す古代のインスピレーション
2025年1月29日、世界各地の中華系コミュニティが蛇年を迎えました。そのタイミングに合わせて、China Media Group(CMG)のSpring Festival Gala(春節ガラ)では、公式マスコット「Si Shengsheng」をあしらったロゴが披露され、テーマとして「Year of the Snake, Keep your Spirits Awake」が掲げられています。本記事では、この蛇年マスコットとテーマが映し出す「古代からのインスピレーション」を、国際ニュースに関心のある日本語読者向けに整理してみます。
世界の中華コミュニティと「蛇年」の始まり
2025年の春節では、1月29日に世界各地の中華系コミュニティが蛇年の到来を祝いました。春節は旧暦の新年として位置づけられ、家族や友人が集まり、新しい一年の健康や幸運を願う行事として受け継がれています。干支の一つである蛇は、節目の年を象徴する存在として、多くの人の意識を新しくするきっかけになっています。
CMG春節ガラを彩るマスコット「Si Shengsheng」
China Media Group(CMG)の最新のSpring Festival Galaでは、蛇年をテーマにしたロゴが発表され、その中心には公式マスコット「Si Shengsheng」が配置されています。番組全体のテーマは「Year of the Snake, Keep your Spirits Awake」。蛇年とともに、心や感性を目覚めた状態に保ち、前向きな一年を過ごそうというメッセージとして受け取ることができます。
春節ガラのような大型番組にマスコットを設けることは、複雑な文化的メッセージを親しみやすく伝える方法でもあります。視聴者、とくに若い世代にとって、キャラクターは番組そのものだけでなく、その年の気分や価値観を象徴するアイコンになりやすいからです。
「Ancient inspirations shine」が意味するもの
今回のマスコットについては、「Ancient inspirations shine in CMG's Year of the Snake mascot」と紹介されています。この表現は、蛇年のマスコット「Si Shengsheng」が、古代から受け継がれてきた物語や美意識を土台にしつつ、現代的なキャラクターとして生まれ変わっていることを示唆していると考えられます。
十二支や春節にまつわる物語は、長い時間をかけて人々の暮らしや価値観と結びついてきました。そうした古いストーリーに新しいデザインや演出を組み合わせることで、「伝統はあるけれど古くさくない」文化のかたちを示す試みだと言えるでしょう。
英語テーマ「Year of the Snake, Keep your Spirits Awake」から見えるメッセージ
今回掲げられている英語テーマ「Year of the Snake, Keep your Spirits Awake」は、リズムのあるフレーズで覚えやすく、SNS時代にも拡散しやすい言葉選びになっています。同時に、「Spirits Awake(心や気持ちが目覚めている状態)」という表現には、忙しさや不確実さの中でも、自分の感性や希望を鈍らせないでいようという呼びかけが込められているように聞こえます。
蛇というモチーフは、静かに身構えながらも、必要な瞬間にすばやく動き出すイメージを持ちます。そうした印象と「Keep your Spirits Awake」というメッセージを重ねることで、「慎重さとしなやかさを持って、新しい一年を生き抜いていこう」という意味合いを読み取ることもできそうです。
蛇年マスコットから考えたいこと
国際ニュースとしてこの話題を見るとき、ポイントになりそうなのは次のような視点です。
- 共通のシンボルが、世界各地の中華系コミュニティをゆるやかにつなぐ役割を果たしていること
- 古代からの物語やモチーフが、マスコットやロゴといったポップな表現を通じて、今の世代にも届く形に作り直されていること
- 英語のテーマをあえて掲げることで、春節という行事を世界の視聴者にも開かれたものとして示そうとしているように見えること
2025年の終わりに差しかかった今、蛇年の始まりとともに打ち出された「Keep your Spirits Awake」というメッセージを、私たち自身の一年を振り返るヒントとして読み直してみるのも良さそうです。
Reference(s):
Ancient inspirations shine in CMG's Year of the Snake mascot
cgtn.com








