北京の春節を体験:寺廟の縁日から氷雪スポーツまで1万件の文化イベント
春節(旧正月)が近づくと、中国全土は一気に祝祭ムードに包まれます。今回の春節シーズンも、文化イベントと観光が主役となる「春節の過ごし方」が各地で準備されています。 中国文化・観光部によると、1月から2月にかけての連休期間を通じて、文化・観光消費を一段と促進する方針です。関連機関が連携し、消費の活性化につながる各種キャンペーンやイベントが展開される予定だとしています。 とくに首都・北京では、春節期間中におよそ1万件の文化活動が予定されています。訪れる人は、古くから続く行事から最新の体験型コンテンツまで、幅広い選択肢の中から自分に合った過ごし方を選べます。 用意されている主なプログラムは、次のようなものです。 短い滞在でも、旧正月らしい伝統行事と、都市ならではのエンターテインメントを一度に味わえるラインアップと言えます。 今回の方針では、「文化」と「観光」をセットで打ち出し、休日の過ごし方そのものをアップデートしていくことが重視されています。寺廟の祭りやランタンといった慣れ親しんだ行事に、氷雪スポーツや現代的な映像体験といった新しい要素を組み合わせることで、世代を問わず楽しめる場をつくろうとする動きです。 こうした取り組みは、家族や友人同士での外出機会を増やすだけでなく、都市部と周辺地域への回遊を促し、飲食・宿泊など幅広い分野の消費を押し上げることが期待されています。 北京の春節イベントのなかでも注目されているのが、「北京大運河新春遊園会」です。会場となる大運河森林公園は、市の東部地区で初めて国家5A級観光地に認定されたスポットで、広い森林と運河沿いの景観が特徴です。 遊園会は1月22日に始まり、旧暦1月15日にあたる2月12日まで続く日程で開催される予定です。この期間、公園内では春節ムードあふれる装飾やイベントが展開され、家族連れや観光客が散策しながら新年の雰囲気を味わえる構成になっています。 北京で準備が進む春節の取り組みは、一都市の観光施策というだけでなく、中国で文化・観光消費がどのように位置づけられているかを映し出すものでもあります。寺廟の縁日から氷雪スポーツまでが同じ「春節イベント」として並ぶ光景は、社会や経済の変化を凝縮しているとも言えそうです。 日本からニュースとして眺めるときも、「どんな体験が用意されているのか」「そこから何が見えてくるのか」という視点で追いかけてみると、北京や中国社会の今を立体的に捉える手がかりになるでしょう。北京は約1万件の文化イベント 観る・遊ぶ・体験する
文化と観光を組み合わせた消費拡大のねらい
北京大運河新春遊園会 水辺の春節を楽しむ
「春節の北京」をどう見るか
Reference(s):
Experience the thrills of Beijing during the Spring Festival!
cgtn.com








