中国女子アイスホッケー主将・于柏巍、地元ハルビンで挑んだアジア冬季競技大会 video poster
冬季スポーツの国際ニュースとして注目を集めたのが、中国女子アイスホッケー代表キャプテン・于柏巍(ユー・バイウェイ)選手の言葉です。2025年2月7日から14日までハルビンで開催予定だった第9回アジア冬季競技大会を前に、彼女は地元で再び中国代表として氷上に立つ思いを語りました。
地元・ハルビンで再び中国代表としてプレー
中国女子アイスホッケー代表の主将を務める于選手は、東北部の都市ハルビン出身です。開催地でもあるハルビンで行われる第9回アジア冬季競技大会に、再び中国代表として出場することになっていました。
大会の日程は2025年2月7日に開幕し、14日に閉幕する予定とされており、彼女にとってはホームでの国際大会という特別な舞台でした。
目標は「より良い競技状態」と「ブレークスルー」
中国の英語ニュースチャンネルCGTNのスポーツ番組「Sports Scene」のインタビュー企画「Talk Sports」で、司会のShen Xiang(沈翔)氏から大会への意気込みを問われた于選手は、自身とチームの目標をこう語りました。
「自分自身にとってもチームにとっても、より良い競技状態で大会に臨み、アジア冬季競技大会の舞台で自分たちの技術をしっかり発揮したい」とし、コンディションと内容の両方にこだわる姿勢を示しました。
さらに「これまで出場してきたさまざまな大会の中でも、このアジア冬季競技大会でこそ新たなブレークスルー(飛躍)を遂げたい」と話し、単に結果を求めるだけでなく、過去の自分たちを超えることを目指していることを明らかにしました。
ホーム開催のプレッシャーと原動力
地元での大会について、于選手は「まず何よりも、ホームでプレーできることは大きな名誉だと思います」と語ります。観客席には、多くのファンや家族が訪れると予想されました。
その存在はプレッシャーでもありますが、同時に大きな力にもなるといいます。「プレッシャーはありますが、それ以上に大きなモチベーションを与えてくれます」と述べ、重圧をエネルギーに変えようとする前向きな姿勢がにじみます。
ハルビンは、代表チームの多くの選手にとっても「夢が始まった場所」です。幼い頃からこの街でスケートを学び、練習を重ねてきた選手たちが、同じ氷上でアジア冬季競技大会という大きな舞台に立つことになります。
于選手は「ふるさとの人々や、私たちに注目してくれている多くの人々に対して、納得してもらえる答えを示したい」とも語り、地元の期待に応えたいという強い思いと責任感を明かしました。
アジア冬季競技大会と中国女子アイスホッケー
アジア冬季競技大会は、アジア地域の選手たちが集まり、冬季スポーツで競い合う舞台として位置づけられています。2025年大会は第9回目の開催となり、ハルビンで行われる予定でした。
中国女子アイスホッケー代表にとって、この大陸大会は、自国開催という特別な条件のもとでチームの実力を示し、次のステップへつながる手応えを得る機会でもあります。キャプテンとして氷上に立つ于選手の言葉からは、メダルといった目に見える結果だけでなく、プレーの質やチーム全体の成長を重視する姿勢が伝わってきます。
「ハルビンから、次のステージへ」
地元開催のプレッシャー、キャプテンとしての責任感、そして長年の努力を支えてきたハルビンという街への思い。そのすべてを背負ってリンクに立とうとする于柏巍選手の姿は、中国女子アイスホッケーの現在地と、これからの可能性を象徴しているようにも見えます。
2025年2月のアジア冬季競技大会を前に語られたこれらの言葉は、スポーツが地域の記憶や個人の人生とどのようにつながっているのかをあらためて考えさせてくれます。リンクに立つ選手たちの背後には、いつも故郷と、応援する人々の存在がある──そんな視点は、国際ニュースとしてスポーツを見るときの一つのヒントになるかもしれません。
Reference(s):
China women's ice hockey captain Yu Baiwei set for Asian Winter Games
cgtn.com








