中国春節映画、興行収入276百万ドル超 ヘビ年初日に記録更新
ヘビ年となった今年の春節(旧正月)連休で、中国の映画興行収入が事前販売を含めて20億元(約2億7600万ドル)を突破し、過去最高ペースのスタートを切りました。多くの人が連休初日に映画館へ足を運び、記録更新を後押ししました。
春節初日に興行収入20億元を突破
春節の初日であり、ヘビ年の最初の日となった水曜日、中国各地の映画館は家族連れや友人グループでにぎわいました。興行成績を集計するデータサービスによると、この日の午後4時23分時点で、春節連休中の中国の興行収入(事前販売分を含む)はすでに20億元を超えました。米ドル換算では2億7600万ドル超にあたり、極めて力強い滑り出しです。
春節は1年で最も映画館が混み合う時期として知られていますが、今年はその中でも記録的な数字が出た形です。連休序盤でこの水準に到達したことで、最終的な興行収入がどこまで伸びるのかにも注目が集まりました。
前売りから過熱した6作品のラインアップ
今年の春節シーズンには、次の6作品が公開スケジュールに入りました。
- 『The Legend of the Condor Heroes: The Great Hero』
- 『Ne Zha 2』
- 『Detective Chinatown 1900』
- 『Creation of the Gods II: Demon Force』
- 『Operation Hadal』
- 『Boonie Bears: Future Reborn』
このうち最初の4作品は、公開前の前売り券だけでそれぞれ2億元を突破し、春節シーズンとしては過去もっとも好調な前売り期間となりました。観客の期待値が、公開前から異例の高さに達していたことがうかがえます。
6本の作品は、神話や叙事詩、戦争物語、アクション、武侠(中国の武芸もの)、アニメーション、コメディー、SFといった幅広いジャンルをカバーしています。昨年の春節ラインアップがコメディーとドラマに偏っていたのに対し、今年はより多様な作品がそろい、観客の好みに合わせて選びやすい構成になりました。
春節の過ごし方として定着する「映画館」
今回の記録は、映画館で春節を過ごすスタイルが中国でしっかり定着していることを示しています。家族や友人と一緒に映画を見ることが、新年を祝う行事の一つとして位置づけられているのです。
一方で、幅広いジャンルの作品がそろったことは、観客のニーズが多様化していることの表れでもあります。笑える作品だけでなく、スケールの大きい神話や戦争もの、家族で楽しめるアニメーションなど、世代や趣味の異なる人たちが同じ連休の中でそれぞれの作品を選べる環境が整ってきました。
2025年の春節シーズンの好調なスタートは、中国映画市場の存在感が今後も続くことを予感させます。アジアや世界のエンターテインメントの流れを追ううえで、中国の春節映画の動きは今後も注目しておきたいテーマと言えそうです。
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ヘビ年の春節で中国映画が興行記録を更新。6作品が多様なジャンルで20億元超えのスタート。映画館は今や春節の定番スポットに。#中国映画 #春節 #映画ニュース
Reference(s):
China's Spring Festival holiday box office tops $276 million
cgtn.com








