アジア冬季大会へスムーズ入国 ハルビン空港で専用レーン稼働
第9回アジア冬季競技大会の開幕を前に、中国東北部・黒竜江省ハルビンの太平国際空港で、各国・地域の代表団がスムーズに入国できる新しいサービスが本格稼働しています。
第9回アジア冬季大会、2月7日にハルビンで開幕へ
第9回アジア冬季競技大会は、2月7日にハルビンで開幕する予定です。アジア各地から集まる選手や関係者を円滑に受け入れることは、開催都市にとって大きな課題でもあります。
大会組織委員会は、空の玄関口であるハルビン太平国際空港での入国体験を「素早く、滑らかで、便利なもの」にすることを目指し、さまざまな対策を打ち出しました。
専用レーンと指令センターで「素早く、滑らかに」
最近、韓国代表団のメンバーおよそ40人が太平空港に到着した際、アジア冬季大会向けに設けられた専用レーンを利用し、中国への入国手続きを短時間で終えました。
空港内には「出入境指令センター」が設置され、大会関係者をサポートするサービスチームが常駐しています。選手やスタッフ、メディア関係者など大会に関わる人が、できるだけストレスなく入国できるよう設計されています。
具体的には、次のような仕組みが導入されています。
- 大会関係者専用の税関・出入境審査レーン
- 海外代表団向けの手荷物受取エリア
- 国際線到着エリアに設けられた登録・アクティベーションポイント
出入境指令センターの周昇斌・副主任は「大会には34の国と地域から選手が参加します。専用レーンや手荷物エリア、登録ポイントを用意することで、ハルビンに到着する外国人観光客や代表団に、迅速で心配りの行き届いたサービスを提供したい」と話しています。
中国選手からクウェートまで 広がる参加の輪
同じ日には、中国のミックスダブルス・カーリングペアである韓雨選手と王芷鈺選手も太平空港に到着しました。2人は11月にペアを結成したばかりですが、第9回アジア冬季競技大会で新たに採用されるミックスダブルス種目に向けて、すでに一連の大会に出場しながら準備を進めてきました。
クウェートも、33人の選手を派遣し、7競技に出場する予定です。この日、クウェート男子アイスホッケー代表チームも中国に入国しました。彼らは大会に向けて9月からトレーニングを重ねてきたといいます。
太平空港では、中国側のスタッフやボランティアが、クウェート代表団を笑顔で迎えました。代表団の副団長は、ハルビンでの温かいもてなしと大会運営への感謝の意を示しています。
国際スポーツ大会が映し出す「国境の体験」
こうした空港での取り組みは、単なる大会運営の一部にとどまりません。国際スポーツ大会は、多くの人にとってその国を初めて訪れる機会であり、空港での入国体験が、その国や都市への第一印象を大きく左右します。
ハルビン太平国際空港での専用レーンや指令センターの整備は、大規模イベントに合わせて人とモノの流れをどう設計するかという、現代の国際都市共通の課題に対する一つの答えでもあります。
2月7日の開幕に向けて、ハルビンはアジア中の選手と観客を迎える準備を着々と進めています。空港でのスムーズな入国体験は、氷雪の祭典をより楽しむための、静かな「序章」といえるかもしれません。
Reference(s):
Quick, smooth entries at airport in Harbin for 9th Asian Winter Games
cgtn.com








