卓球シンガポール・スマッシュで中国トップシード勢が躍進
卓球の国際大会シンガポール・スマッシュで、中国のトップシード勢が男女ともに順当に勝ち上がっています。世界1位のWang Chuqinら注目選手の試合内容をコンパクトにまとめました。
- 男子シングルスでは中国のトップシード2人がそろって勝利
- Wang Chuqinは地元シンガポールのKoen Pangを3-0で下す
- 女子はChen XingtongとWang Manyuが16強入りし、中国勢対決も実現へ
シンガポール・スマッシュで中国勢が順当に勝ち上がり
シンガポールで開催中の卓球の国際大会シンガポール・スマッシュで、中国のトップシード選手たちが順調にラウンドを突破しています。男子シングルスでは世界ランキング1位で第1シードのWang Chuqin、中国の第4シードLiang Jingkunがいずれも勝利しました。
男子シングルス:世界1位のWang Chuqin、地元選手をストレートで撃破
男子シングルス2回戦で、第1シードのWang ChuqinはシンガポールのKoen Pangと対戦し、11-7、11-7、11-8のストレートで勝利しました。ランキングではWangが世界1位、Koenが142位と大きな差がありますが、第2ゲームと第3ゲームではKoenが積極的に攻め、Wangを少なからず苦しめました。
試合後、Wangは5ゲームマッチという条件ではタフな相手だったと認め、ランキングに関係なく一発勝負の怖さを示す内容だったと振り返りました。
次戦はスウェーデンのKallbergと再戦
Wangの次戦の相手は、第15シードのスウェーデンのAnton Kallbergです。Kallbergは昨年のWorld Table Tennis(WTT)チャンピオンズ・フランクフルトの男子シングルス16強でWangに勝利しており、今回はそのリマッチとなります。
Wangはこの対戦について、厳しい試合になると見ており、互いに手の内を知る相手とのハイレベルな攻防が予想されます。
Liang Jingkunは逆転勝ちで次ラウンドへ
同じく男子シングルスで第4シードのLiang Jingkunは、ドイツのベテラン選手Dimitrij Ovtcharovと対戦しました。序盤は6-11、5-11と2ゲームを連取される苦しい展開でしたが、そこから11-6、11-9、15-13と3ゲームを連取し、フルゲームの末に逆転勝利を収めました。
Liangは次のラウンドで、同じドイツのRicardo Waltherと対戦します。勢いに乗るLiangがこのまま上位進出を果たせるかが注目されます。
女子シングルス:Chen XingtongとWang Manyuが16強入り
女子シングルスでも中国勢が存在感を示しました。第4シードのChen Xingtongは、ポルトガルのShao Jieniを11-5、11-8、11-6で下し、危なげなく2回戦を突破しました。次戦ではルーマニア第13シードのBernadette Szocsと対戦します。
第2シードのWang Manyuは、Chinese TaipeiのChien Tung-Chuanと対戦し、14-12、8-11、11-6、11-3で勝利して16強入りを決めました。第1ゲームをデュースの末にものにすると、第2ゲームは落としたものの、第3、第4ゲームをしっかり取り返し、地力の差を見せました。
Wang Manyuの次の相手は、女子ダブルスでペアを組む中国のKuai Manです。ダブルスのパートナー同士がシングルスで激突するカードとなり、互いの手の内を知り尽くした緊張感ある試合が期待されます。
世界卓球シーンの今が見えるシンガポール・スマッシュ
シンガポール・スマッシュは、世界トップクラスの選手が集まる国際卓球大会であり、現在の世界勢力図を映す舞台でもあります。中国勢は依然として厚い選手層と安定した強さを示していますが、今回のKoen PangやKallbergのように、中国選手に食い下がる選手も各国から台頭しています。
ランキングや実績で上回る選手が、短期決戦のなかでどのようにプレッシャーと向き合うのか。また、挑戦する側がどこまで世界1位に迫れるのか。シンガポール・スマッシュでの一戦一戦は、今後の国際卓球のトレンドや戦術の変化を読み解く手がかりにもなりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








