アジア冬季競技大会カーリング混合ダブルス 中国が開幕3連勝をキープ
アジア冬季競技大会のカーリング混合ダブルスで、中国代表ペアが地元・ハルビンで無傷の3連勝とし、優勝争いで一歩リードする展開となっています。本記事では、中国の試合内容とともに、日本や韓国、Chinese Taipei などアジア各国・地域の動きをコンパクトに整理します。
中国ペアが開幕3連勝、地元ハルビンで安定の強さ
第9回アジア冬季競技大会のカーリング混合ダブルスで、中国はフィリピンを9−6で下し、開幕からの連勝を3に伸ばしました。会場は中国東北部・黒竜江省ハルビン市です。
午前:キルギス戦で主導権を握る
中国のハン・ユー選手とワン・ジーユー選手は、この日午前の試合で、キルギスのアミナ・セイツハノワ選手/イスハク・アビケエフ選手と対戦しました。
- 第1・第2エンド:互いに1点ずつ取り合い、慎重な立ち上がり
- 第3・第4エンド:中国が2点、続いてスティール(先行で相手に得点を許さず自分が得点)でさらに2点
- 第5エンド:キルギスが2点を返すも、中国がリードを維持
最終的にスコアは8−3で中国が勝利し、試合を通じてゲームコントロールの上手さが光りました。
午後:フィリピン相手に序盤で8−0と圧倒
続く第2試合で、中国ペアはフィリピンのマルク・フィスター選手とキャスリーン・ダバースタイン選手と対戦しました。
- 前半で中国が一気に8−0とリードを広げる展開
- フィリピンは第5・第7エンドで得点し、点差を3点まで縮める粘り
- 終盤、中国ペアがダブルテイクアウトを完璧に決め、フィリピン側はコンシード(ギブアップ)を選択
スコアは9−6で中国が勝利。相手の追い上げムードを、冷静な一投で断ち切った形です。地元開催のプレッシャーを感じさせない落ち着いたゲーム運びが印象的でした。
日本、韓国、Chinese Taipeiも白星を重ねる
同じ日に行われた他の混合ダブルスの試合では、日本や韓国、Chinese Taipei なども好調な滑り出しを見せています。
- 日本:香港代表を9−3で下し、連勝を3に伸ばす
- 韓国:カザフスタンに12−0、カタールに14−1と大勝
- Chinese Taipei:クウェートに13−3、モンゴルに8−4で勝利
一方的なスコアも目立ち、上位陣の実力差がそのまま結果に表れた形です。ただ、短いエンド数で勝負が決まる混合ダブルスでは、ミス一つで流れが変わることも多く、今後も波乱の余地は十分あります。
混合ダブルスとは?スピード感ある「2人制カーリング」
今回取り上げている混合ダブルスは、男女1人ずつのペアで戦う2人制カーリングです。通常の4人制と比べて次のような特徴があります。
- チームは男女各1人の計2人
- ストーンは各チーム5投(4人制は8投)
- あらかじめハウス(得点エリア)付近にストーンが1つずつ置かれた状態で始まる
このため、序盤から得点チャンスとリスクが入り混じり、試合展開がスピーディーで、攻守の切り替えも激しいのが特徴です。今回の中国対フィリピン戦のように、序盤で大きくリードしても、数エンドで一気に追い上げられる場面も珍しくありません。
アジアの冬季スポーツ勢力図にじわり変化も
冬季スポーツではこれまで、欧米勢の存在感が大きい競技が多い一方で、アジア各国・地域も近年は着実に強化を進めています。カーリング混合ダブルスは、比較的新しい種目ということもあり、アジア勢が経験差を縮めやすい分野の一つといえます。
今大会で地元の声援を受ける中国はもちろん、日本、韓国、Chinese Taipei なども実力をつけており、アジア内での競争がレベルアップにつながっている側面もあります。今後の対戦カード次第では、アジアの冬季スポーツ勢力図を象徴するような一戦が生まれる可能性もあります。
中国の開幕3連勝が、この先のメダル争いにどのような影響を与えるのか。アジア冬季競技大会のカーリング混合ダブルスは、引き続き注目しておきたい種目です。
Reference(s):
China continue curling mixed doubles success at Asian Winter Games
cgtn.com








