ハルビンで第9回アジア冬季競技大会開幕 雪と氷が照らすアジアの絆
第9回アジア冬季競技大会がハルビンで開幕
中国の都市ハルビンで、第9回アジア冬季競技大会が現地時間の金曜夜に開幕しました。華やかな花火が夜空を彩る中、「Dream of Winter, Love among Asia」をテーマにした開会式が行われ、アジアの冬と友情を祝うステージが繰り広げられました。
大会には、34の国と地域から約1200人を超える選手が参加し、氷上と雪上のさまざまな競技で腕を競います。国際ニュースとしても、アジア各地の選手が一つの都市に集うこの大会は、スポーツを通じたつながりを象徴するイベントになっています。
中国で3度目の開催 1996年ハルビン、2007年長春に続く
アジア冬季競技大会を中国が開催するのは今回で3度目です。ハルビンはすでに1996年に大会を開催しており、その後、2007年には長春(Changchun)が舞台となりました。今回のハルビン開催は、中国がアジアの冬季スポーツの舞台づくりに関わり続けていることの一つのあらわれと言えます。
同じ国で複数回大会が開かれることは、それだけ開催地の経験や運営力、そして冬季スポーツへの関心が蓄積されていることを示します。ハルビンが再び国際大会の舞台となったことで、アジアの冬のスポーツ地図における存在感があらためて浮かび上がりました。
「アイスシティ」ハルビンとヤブリで分かれる会場
ハルビンは中国の「アイスシティ」として知られ、街全体が雪と氷のイメージと強く結びついています。今回の大会では、氷上競技がこのハルビンで、雪上競技がヤブリ(Yabuli)で行われます。
氷上競技と雪上競技の会場を分けることで、それぞれの競技にふさわしい環境が整えられ、選手たちが本来の力を発揮しやすい舞台づくりが意識されていることがうかがえます。観客にとっても、異なる会場ごとに特色のある雰囲気の中で競技を楽しめる構成です。
34の国と地域が集う「アジアの冬」
34の国と地域から約1200人を超える選手が参加する今回の大会は、単なるスポーツの祭典を超え、アジアという地域そのものの多様性を映し出す場にもなっています。さまざまな背景を持つ地域から集まった選手が同じ雪と氷のフィールドに立つことで、「アジアの冬」という共通の物語が形づくられていきます。
こうした大会を通じて、私たちが注目したいポイントは次のような点です。
- 勝敗だけでなく、選手同士の交流や連帯感がどのように生まれていくのか
- 開催地ハルビンとヤブリが、参加国・地域との関係をどのように深めていくのか
- アジアにおける冬季スポーツの存在感が、今後どのように広がっていくのか
雪と氷がつなぐ、これからのアジアを考えるきっかけに
「Dream of Winter, Love among Asia」というテーマには、寒さの厳しい季節であっても、スポーツを通じて温かなつながりを育てていこうというメッセージが込められているように感じられます。
アジア各地の選手たちが同じ会場を共有して競い合う姿に目を向けることで、私たち自身のアジアを見る視点も少しずつアップデートされていくかもしれません。国際ニュースとして大会の行方を追いながら、雪と氷がつなぐアジアの未来について、静かに思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
Dazzling fireworks light up a dream of snow and ice in Harbin
cgtn.com








