貴州・銅仁の夜を焦がすDragon Bombing祭り
2025年2月6日、中国南西部の貴州省銅仁市Hongsha村で、毎年恒例のDragon Bombing祭りが開催されました。夜空を焦がす炎と爆竹の音が響き渡り、家族連れや友人同士が集まって、その迫力ある光景を見守りました。
夜が更けるほど熱気を増す村
祭りの舞台となったのは、Tongren(トンレン)市にあるHongsha村です。この日、村には近隣からだけでなく、遠方からも多くの人々が訪れ、にぎわいに包まれました。
日が沈むと、太鼓と爆竹の連続した音があたりに響き、祭りのムードが一気に高まります。村の入り口からは、龍の舞のチームが出発し、色鮮やかな龍を掲げて、通りを練り歩きました。
クライマックスは夜九時のDragon Bombing
午後九時、いよいよ祭りのクライマックスであるDragon Bombingが始まります。村人たちは手に火のついた爆竹を持ち、勇ましく踊る龍に向かって駆け寄り、龍の体めがけて次々と投げ込みます。
火花が激しく散る中を龍がうねるように動き回る光景は、見る人の息をのむ迫力があります。炎と煙、轟く爆竹の音に包まれながら、観客もまた一体となってその瞬間を味わいます。
邪気を払い、豊かな一年を祈る
Dragon Bombingは、古くから続く伝統行事とされています。この大胆な儀式には、邪気を払い、幸運を呼び込み、その年が実り多いものになるよう願う意味が込められています。
爆竹の轟音で悪いものを追い払い、燃え盛る火花で新しい一年の道を照らす。その様子を家族や友人と共に見つめる時間は、村の人々にとって、心を新たにする節目のひとときでもあるのでしょう。
地域をつなぐ現代の祭りとして
強烈な音と光に包まれながらも、Dragon Bombingは人々のつながりを確かめる穏やかな行事でもあります。村人だけでなく、周辺から訪れた人たちが同じ時間と空間を共有し、来たる一年への期待を分かち合うからです。
2025年のHongsha村の夜を彩ったこの祭りは、中国の地方に根付く多様な文化の一面を映し出しています。ニュースを通じてこうした地域の物語に触れることは、日々の国際ニュースを少し違った目線で見るきっかけにもなりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








