アジア冬季競技大会カーリング混合ダブルスで中国が今大会初メダル
第9回アジア冬季競技大会(中国東北部・黒竜江省ハルビン市)のカーリング混合ダブルスで、中国がフィリピンとの接戦を6-5で制し、今大会初のメダルとなる銅メダルを獲得しました。日本は決勝で韓国を破り金メダルに輝き、アジア冬季スポーツの現場から注目のニュースとなっています。
中国ペアが大会初メダル、フィリピンに1点差勝利
国際ニュースでも注目されるアジア冬季競技大会のカーリング混合ダブルスで、中国ペアのハン・ユー選手とワン・ジーユー選手が銅メダルを手にしました。会場は中国東北部・黒竜江省ハルビン市。フィリピンのマーク・フィスター選手とキャスリーン・ダバースタイン選手との3位決定戦は、最後まで勝敗がもつれる拮抗した一戦でした。
試合は8エンドまで行われ、中国が最終的に6-5で勝利。中国代表にとって、今大会での初めてのメダル獲得となりました。
0-4からの巻き返し:スコアの流れ
試合序盤はフィリピンペアが主導権を握りました。第1エンドで1点、第2エンドで3点を挙げ、スコアは0-4と中国が大きくリードを許します。
しかし、中国ペアはここから冷静に追い上げます。
- 第3エンド:中国が1点を返し、1-4
- 第4エンド:中国がさらに2点を加え、3-4と1点差に接近
- 第5エンド:中国が同点に追いつき、4-4
- 第6・第7エンド:中国が得点を重ね、6-4と逆転
- 第8エンド:フィリピンが1点を挙げるも、6-5で試合終了
一時は4点ビハインドという厳しい状況から、着実に点差を詰めて逆転に成功した中国ペア。集中力と粘り強さが光る展開で、カーリングならではの「最後まで分からない」面白さが表れた試合内容でした。
予選ラウンドは全勝、準決勝で惜敗
中国ペアは、混合ダブルスの予選ラウンドロビン(総当たり戦)では5戦全勝と圧倒的な強さを見せていました。一方で、決勝進出をかけた準決勝では韓国ペアに4-8で敗れ、金メダルへの道は断たれます。
フィリピンも準決勝で日本と対戦しましたが、こちらは4-10で日本が勝利。こうして、決勝は日本対韓国、3位決定戦は中国対フィリピンという構図になりました。
その中で中国は、気持ちを切り替えて臨んだ3位決定戦を制し、今大会の中国代表として最初のメダルをもたらしました。
日本が金メダル、東アジア勢が表彰台を占める
同じ日に行われた決勝では、日本のコーナ・トリ選手と青木豪選手のペアが、韓国のキム・ギョンエ選手とソン・ジフン選手を7-6の僅差で破り、金メダルを獲得しました。
金メダル日本、銀メダル韓国、銅メダル中国という結果となり、混合ダブルスでは東アジア勢が表彰台を独占する形となりました。アジアの冬季スポーツの現場で、日本、韓国、中国に加え、フィリピンも存在感を示した大会と言えます。
カーリング混合ダブルスを見る視点:何が面白いのか
カーリングは「氷上のチェス」とも呼ばれ、ストーンの配置や相手の一手を読み合う戦略性が特徴です。混合ダブルスでは男女各1人の計2人でチームを組み、少人数ならではのスピード感と判断力が求められます。
今回の中国対フィリピン戦のように、序盤で大きくリードされたチームが中盤以降にじわじわと巻き返す展開は、この競技の醍醐味の一つです。スコアだけでなく、エンドごとの戦略の変化や、どこで試合の流れが変わったのかを意識して見ると、国際ニュースとして伝えられる結果がより立体的に感じられます。
私たちがこのニュースから考えられること
アジア冬季競技大会は、アジアの国と地域が集まり、冬のスポーツを通じて競い合う舞台です。今回のカーリング混合ダブルスでは、中国が今大会初メダルを獲得し、日本が金メダルに届きました。
スポーツの国際大会は、単に勝敗だけでなく、各チームがどのように成長し、どの地域が新たに存在感を示しているのかを見るきっかけにもなります。アジアの冬季スポーツの裾野がどう広がっていくのか。今後の大会でも、こうした視点から日本語ニュースを追っていくと、日々の国際ニュースの見え方が少し変わってくるかもしれません。
Reference(s):
China wins first medal at Asian Winter Games in curling mixed doubles
cgtn.com








