中国フィギュアのジン・ボーヤン、背中の故障でアジア冬季競技大会を欠場 目標は2026年冬季五輪の表彰台 video poster
中国フィギュアのジン・ボーヤン、背中の故障でアジア冬季競技大会を欠場
中国のフィギュアスケーター、ジン・ボーヤン選手が、現在中国東北部のハルビンで開催中の第9回アジア冬季競技大会のフィギュアスケート競技を欠場することになりました。理由は、長年のトレーニングと試合で蓄積した背中の故障です。国際放送局CGTNのスポーツ番組に出演したジン選手は、開催地ハルビンの特設スタジオから、自身はリンクに立てないものの、氷上で戦う中国代表の仲間たちにエールを送りました。
長年の負担が積み重なった背中の故障
ジン選手によると、背中の状態はここ数年の練習と競技で痛みが蓄積し、万全とは言えない状況が続いてきたといいます。競技人生を続けるためには、無理を押して出場するのではなく、体と向き合いながら調整する必要があると判断した形です。
本人は、今後もキャリアを続けるために、
- フィジカル面での調整
- メンタル面での切り替え
といった変化が欠かせないと語っています。トップレベルで戦い続けてきた27歳のスケーターが、大きな決断を迫られていることがうかがえます。
あす開幕のフィギュア競技、仲間たちに託す思い
アジア冬季競技大会のフィギュアスケート競技は、あす火曜日に開幕し、
- アイスダンス・リズムダンス
- ペア・ショートプログラム
- 男子シングル・ショートプログラム
が行われる予定です。中国代表はこの3種目すべてに出場し、ジン選手は仲間たちがベストの演技を披露してくれることを期待していると話しました。
自らはリンクに立てない中でも、同じ代表選手への信頼と激励の言葉は、会場の雰囲気を後押しする力になりそうです。
視線の先は2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪
ジン選手は現在27歳。これまでの最高成績は、2018年の韓国・平昌冬季五輪での4位です。あと一歩で表彰台という悔しさを味わった経験が、いまも大きな原動力になっています。
ジン選手が次に見据えるのは、来年2026年に開催されるミラノとコルティナ・ダンペッツォでの冬季オリンピックです。目標は変わらず表彰台に立つこと。そのために今は、故障を抱えた体を立て直し、心身を整える時期だと位置づけているようです。
怪我と向き合うトップアスリートから見えるもの
今回の欠場は、ファンにとって残念なニュースである一方で、トップアスリートが怪我とどう向き合い、競技人生を長く続けようとするのかを考えさせる出来事でもあります。
リスクを承知で今大会に出るのではなく、将来の冬季五輪での表彰台という長期的な目標を優先したジン選手の選択は、結果だけでなくプロセスを重視するアスリートの姿勢を象徴しているとも言えます。
アジア冬季競技大会での中国代表の演技とともに、リンク外からチームを支えるジン・ボーヤン選手のこれからの歩みにも注目が集まりそうです。
Reference(s):
Figure skater Jin Boyang talks skipping Asian Winter Games with injury
cgtn.com








