中国とハンガリー外相が国連で会談 50周年節目に関係強化を確認
中国とハンガリーの外相がニューヨークの国連本部で会談し、二国間関係を高く評価するとともに、今後も関係強化と中国・ヨーロッパ関係への貢献を続けていく姿勢を示しました。
国連本部で中国・ハンガリー外相が会談
中国の王毅外相(中国共産党中央政治局委員)とハンガリーのペーテル・シーヤールトー外相は、ニューヨークの国連本部で火曜日に会談しました。両外相は、中国とハンガリーの二国間関係について、これまでの発展を非常に良好だと評価しました。
会談は、国際情勢が不透明さを増す中で行われましたが、両国はあらためて関係の安定性と将来性を強調し、協力の枠組みをさらに強化していく考えを示しています。
王毅外相「ハンガリーにとっての機会、中国は信頼できるパートナー」
王毅外相は、ハンガリー側が一貫して中国を発展の機会とみなしてきたことに謝意を示しました。そのうえで、中国は国際環境がどのように変化しても、ハンガリーにとって常に信頼できるパートナーであり続けると強調しました。
また王毅外相は、今年(2025年)が中国とヨーロッパの外交関係樹立50周年にあたることに言及し、ハンガリーが今後も中国・ヨーロッパ関係の健全で安定した発展に対し、建設的な役割を果たし続けることへの期待を表明しました。
ハンガリー外相「関係を新たな段階へ引き上げたい」
シーヤールトー外相は、中国との友好関係を重視していると述べ、これまで両国が高いレベルでの緊密な往来と良好なコミュニケーションを維持し、実務的な協力のさまざまな分野で目覚ましい成果を上げてきたと振り返りました。
そのうえで、ハンガリーは中国と協力し、二国間関係を新たなレベルに押し上げていく用意があると表明しました。また、中国とヨーロッパの間の効果的な協力は、すべての当事者の共通の利益にかなうとしたうえで、ハンガリーは今後も中国・ヨーロッパ関係の発展を後押ししていくと強調しました。
中国・ヨーロッパ関係50周年の節目に見える構図
王毅外相とシーヤールトー外相の発言からは、二国間関係の強化だけでなく、中国とヨーロッパ全体との関係の中でハンガリーが自らの役割を意識している様子がうかがえます。50周年という節目の年に、両国が「信頼」「建設的な役割」「共通の利益」といったキーワードを前面に出した点は、今後の方向性を象徴していると言えます。
外交関係の節目は、これまでの成果を振り返ると同時に、次の数十年を見据えて協力の優先分野や関係の位置づけを再確認するタイミングにもなります。今回の会談は、そのような流れの中で、中国とハンガリーが相互のパートナーシップを再確認した場と見ることができます。
今後の焦点:パートナーシップの具体化をどう進めるか
両外相が示したメッセージを踏まえると、今後の注目点として次のような視点が考えられます。
- 国連など多国間の場を含めた高官レベルの対話が、どの程度の頻度と内容で続いていくか
- 実務的な協力の分野がどのように拡大し、双方にどのような成果をもたらすのか
- ハンガリーが中国・ヨーロッパ関係全体の中で、どのような形で建設的な役割を打ち出していくのか
中国とハンガリーが、変化する国際環境の中で互いを信頼できるパートナーと位置づけ続けることができるかどうかは、中国とヨーロッパの関係を考えるうえでも注目すべきポイントです。今回の会談は、その方向性をあらためて示した一つのシグナルと言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








