中国とボリビア、戦略的パートナーシップ強化へ 王毅外相が協力拡大を表明
中国の王毅外相は、ボリビアとの「互恵的な協力」を一段と深め、両国の戦略的パートナーシップを新たな段階に引き上げる考えを示しました。ニューヨークの国連本部で行われたボリビア外相との会談で述べたもので、国際ニュースとしても注目されています。
国連本部で中国とボリビアの外相が会談
中国の王毅外相(中国共産党中央政治局委員)は2025年、ニューヨークの国連本部でボリビアのセリンダ・ソサ・ルンダ外相と会談しました。会談は現地時間の火曜日に行われました。
王毅外相は会談で、中国がボリビアと互恵的な協力をさらに深め、両国の戦略的パートナーシップを新しいレベルへ押し上げていく用意があると強調しました。
国交樹立40年・独立200年という節目の年
王毅外相は、2025年が中国とボリビアの国交樹立40周年にあたるとともに、ボリビアの独立200周年という節目の年であることを指摘しました。
国交樹立から40年という時間の積み重ねと、独立から200年という歴史の区切りを重ね合わせることで、両国関係をさらに長期的な視野で発展させていく姿勢を示した形です。
投資を通じた開発と人々の暮らしの向上
王毅外相はまた、中国として中国企業がボリビアに投資することを支持すると表明しました。その目的として、ボリビアの開発を加速させ、人々の暮らしを改善していくことを挙げています。
中国による投資や経済協力が、ボリビアの経済成長や社会基盤の整備、雇用の拡大などを後押しすることで、現地の生活水準の向上につながることが期待されます。
広がる「互恵協力」とグローバルサウス
今回のメッセージは、中国とボリビアという二国間関係にとどまらず、いわゆるグローバルサウスと呼ばれる国や地域同士が連携を深めていく流れの一環としても位置づけられます。
- 国連という多国間の場で行われた外相会談であること
- 「互恵的な協力」を掲げ、双方の利益と発展を重視していること
- 投資と開発支援を通じて、人々の暮らしの向上をめざしていること
こうしたポイントは、途上国同士の協力を重視する「南南協力」の動きとも重なります。
日本の読者にとっての意味
日本から見ると距離のあるボリビアですが、中国とボリビアの関係強化は、世界経済や国際社会の動きを考えるうえで無関係ではありません。
どの国がどの地域とパートナーシップを結び、投資や協力を通じてどのような関係を築いていくのかは、長期的には日本を含む多くの国々の選択肢やビジネス環境にも影響を与えます。
中国とボリビアが、国交樹立40年と独立200年という節目の年に、戦略的パートナーシップの格上げと投資協力の拡大を確認した今回の動きは、今後の展開を継続的にフォローしたい国際ニュースと言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








