中国映画 Creation of the Gods Demon Force フランスで公開
2025年2月26日、中国発の神話ファンタジー映画 Creation of the Gods Demon Force がフランスで公開されました。昨年フランスで話題になった第1作 Kingdom of Storms に続く三部作の第2章で、中国映画の新たな存在感を示しています。
三部作の第2章が示す物語のスケール
Creation of the Gods Demon Force は、Kingdom of Storms の成功を受けて制作された続編です。前作でフランスの観客の想像力をつかんだ物語世界を引き継ぎつつ、本作ではさらに息をのむような映像表現と没入感のあるストーリーテリング、そして深い文化的な響きを打ち出しているとされています。
ムーイェの戦い 古代史の転換点をスクリーンで
本作の舞台となるのは、古代中国史で最も名高い戦いのひとつとされるムーイェの戦いです。商王朝と、王座に挑戦した周王国との決戦であり、商の滅亡後に周が中国を統治するきっかけとなった出来事として描かれます。
映画では、この決戦に向けた緊張感のあるドラマと、神話的な要素を織り交ぜた物語が展開され、歴史とファンタジーが交差する世界観が打ち出されています。
約2000カットのVFXが支えるエピックファンタジー
Creation of the Gods Demon Force では、およそ2000カットにもおよぶ特殊効果のショットが用いられています。壮大な戦場の情景や、魔法が飛び交うような視覚表現が重ねられ、中国映画の高い制作クオリティが前面に押し出されています。
こうした大規模な視覚効果によって、神話世界を舞台にした物語がこれまで以上に立体的になり、エピックファンタジーとしてのスケールが一段と押し広げられています。
フランス各地のスクリーンへ広がる中国映画
公開当時、Demon Force はフランス国内の70を超える都市にある100館以上の映画館で上映されました。パリ、リヨン、マルセイユなどの主要都市にある UGC や Pathé といった大手シネコンでもスクリーンが確保され、中国発の神話大作が広い観客層に届けられました。
前年にフランスの観客の想像力をつかんだ Kingdom of Storms に続き、第2作も全国規模で展開されたことで、中国映画や中国神話に触れる機会は、フランスの一般の映画ファンにとってより身近なものになりつつあります。
国際ニュースとして見る Creation of the Gods
Creation of the Gods シリーズのフランス公開は、単なる娯楽作品のヒットにとどまらず、アジア発の神話物語がヨーロッパの映画館でどのように受け止められるかを映し出す出来事でもあります。
- 古代中国史と神話をベースにした物語が、異なる文化圏の観客にどう響くのか
- 約2000カットの特殊効果を駆使したビジュアルが、欧州の観客の期待にどう応えるのか
- フランスでの広範な上映をきっかけに、中国映画がどこまで市場を広げていくのか
2025年の今、世界の映画市場は多様なストーリーと視点を求めています。その中で、中国映画の大規模なファンタジー作品がフランスのスクリーンを彩っていることは、国際ニュースとしても見逃せない動きだと言えそうです。
Reference(s):
'Creation of the Gods: Demon Force' officially premieres in France
cgtn.com








