中国映画『Creation of the Gods II』がフランス公開 神話ファンタジーが欧州へ
中国の神話映画シリーズ『Creation of the Gods II: Demon Force』が、2025年12月8日、フランス各地の映画館で正式に公開されました。中国映画がフランスの大手チェーンを通じて広く上映される動きは、国際ニュースとしても注目されています。
きょうフランス公開、中国神話の超大作
中国映画『Creation of the Gods II: Demon Force』は、きょうフランスの映画館で一斉公開されました。上映は、フランスの大手チェーンである UGC や PATHE など主要シネコンで行われ、パリ、リヨン、マルセイユを含む70都市以上、100館を超える規模に広がっています。
配給側は、およそ15万人規模の観客動員を見込んでおり、中国映画としてはフランスでかなり大きな公開スケールと言えます。欧州の一般観客に向けたエンタメ作品として、中国の神話ファンタジーがどこまで受け入れられるかが、今回の公開の焦点です。
- 公開国・地域:フランス
- 上映規模:70都市以上・100館超
- 想定観客動員:約15万人
- 上映館:UGC、PATHE など大手チェーン
シリーズ第2作、映像表現はさらにスケールアップ
『Creation of the Gods II: Demon Force』は、中国の神話を題材にした映画シリーズ『Creation of the Gods』の第2作です。昨年フランスで公開された第1作『Creation of the Gods I: Kingdom of Storms』は、その迫力あるビジュアルと壮大な物語で高い評価を受けました。
第2作となる今作では、視覚効果がさらに強化され、約2,000カットに及ぶ特撮・CGが用いられています。作品の特徴として、次のようなポイントが挙げられます。
- 広大な戦場を描いた大規模なアクションシーン
- 近接戦闘の激しい肉弾戦
- 魔法や術を駆使したファンタジー色の強いバトル
こうした要素により、神話の世界観をビジュアル面で徹底的に再現しつつ、国際市場でも通用するエンターテインメント作品として仕上げたことがうかがえます。
もう一本の中国映画もフランスに登場
フランスでは、同じく中国映画『The Legend of the Condor Heroes: The Great Hero』も金曜日に公開されています。これにより、同時期に複数の中国作品がフランスのスクリーンに並ぶことになり、中国映画の存在感が欧州市場で確実に高まりつつあることが見て取れます。
神話ファンタジーと英雄譚という異なるタイプの作品がフランスで相次いで上映されることで、中国映画が多様なジャンルで海外展開を図っていることも示されています。
なぜこのニュースが重要なのか
今回のフランス公開は、日本の読者にとっても次のような点で意味があります。
- アジア映画の「第三の存在」:ハリウッドと韓国映画が目立つなかで、中国映画が欧州市場でどうポジションを築くかは、アジア全体の映像ビジネスにも影響します。
- 文化発信としての中国神話:神話や武侠など、中国固有の物語がどこまでグローバルに共有されるのかを知るうえで、興行の行方は一つの指標になります。
- 日本の配給・配信への示唆:フランスで一定の成功を収めれば、日本での劇場公開や配信プラットフォームでの展開につながる可能性もあります。
これから何をウォッチすべきか
今後注目したいポイントは、フランスでの興行成績と口コミの広がりです。観客動員が期待通りに推移するのか、レビューサイトやSNSでどのような評価が出てくるのかは、中国映画の次の展開を占う材料になります。
国際ニュースとしては、中国映画が欧州の一般観客にどれだけ浸透していくのか、その動きを中長期的に追うことで、アジアの文化発信力の変化も見えてきます。
Reference(s):
Chinese film 'Creation of the Gods II' set to hit cinemas in France
cgtn.com








