上海シャークスが山西を撃破 CBAで4連勝もワン・ジェリン負傷
中国バスケットボール協会リーグ(CBA)のレギュラーシーズンで、上海シャークスが山西ロオンズを100対93で下し、4連勝としました。看板センターのワン・ジェリン(Wang Zhelin)が試合終盤に負傷退場するアクシデントがありながらも、チーム全体のバランスの良い得点で、粘る山西を振り切りました。
スコアと主な活躍選手
試合は中国東部の上海市で行われ、延期されていたカードがようやく消化されました。ホームの上海は5人が2桁得点を記録し、層の厚さを見せました。特にリー・ティエンロン(Li Tianrong)とワン・ジェリンはともに18得点と、攻撃の柱となりました。
- 最終スコア:上海シャークス 100-93 山西ロオンズ
- リー・ティエンロン:18得点、3ポイントシュート4本成功(7本中)
- ワン・ジェリン:18得点、10リバウンドのダブルダブル
- 上海は5選手が2桁得点を記録
ワン・ジェリンはリバウンドでも存在感を示しましたが、試合終盤に膝付近を痛めて途中退場となり、その状態が気掛かりです。
試合の流れ
第1クオーター:リー・ティエンロンの外角で先手
第1クオーターはリー・ティエンロンが3ポイントシュートを2本沈め、上海が攻撃のリズムをつかみました。上海は29対26と僅差ながらリードを奪い、好スタートを切ります。
第2クオーター:グッドウィンとディアロが山西をけん引
第2クオーターに入ると、山西ロオンズも反撃します。ブランドン・グッドウィン(Brandon Goodwin)とハミドゥ・ディアロ(Hamidou Diallo)が得点を重ね、試合は一進一退の展開に。終了間際には、グッドウィンのパスからチャン・ニン(Zhang Ning)が3ポイントを沈め、山西が53対52と逆転して前半を終えました。
第3クオーター:ワン・ジェリンがペイントを支配
後半開始直後の第3クオーターは、ワン・ジェリンがインサイドで存在感を発揮しました。ペイントエリアでのシュート7本中6本を決めたほか、普段はあまり見せない3ポイントも成功させ、このクオーターだけで13得点をマーク。上海は81対74とリードを7点に広げ、主導権を握ります。
第4クオーター:エース負傷のアクシデント、それでも粘り勝ち
第4クオーター序盤、トランジションの場面でディアロがワン・ジェリンのシュートを見事にブロックしましたが、その着地の際に誤ってワンの膝付近に乗ってしまい、2度のMVPに輝くベテランセンターは負傷。ロッカールームへ下がった後、コートには戻れませんでした。
それでも、上海は外角シュートで流れを切らしません。リー・ティエンロンとリー・ホンチュアン(Li Hongquan)が3ポイントを次々と決め、点差を最大15点(97対82)まで広げました。終盤、山西はユエン・シュアイ(Yuan Shuai)やチャン・ニンが外から狙い続けたものの、シュートはなかなか決まらず、追い上げは届きませんでした。
順位と今後の注目点
上海シャークス:4連勝でも気を抜けない中位グループ
今回の勝利で、上海は今季ここ22試合で20勝という好調ぶりを維持しました。ホームゲームも12連勝とし、地元での強さが際立っています。それでもCBAの順位表では試合時点で10位にとどまっており、中位グループでの戦いが続いています。
エースセンターのワン・ジェリンが負傷した影響は、今後の試合日程にどう響くのかが最大の焦点です。この試合ではアウトサイド陣が穴を埋めましたが、長期離脱となればインサイドの厚みは確実に問われます。
山西ロオンズ:2位チームにとって痛い今季9敗目
山西ロオンズはリーグ2位につける上位チームですが、この試合でレギュラーシーズン9敗目を喫しました。終盤にかけてユエン・シュアイやチャン・ニンが外角から何度も勝負に出たものの、決定力を欠いたことが響きました。
とはいえ、前半には一度リードを奪うなど、上位チームらしい粘りも見せています。レギュラーシーズンを戦っていく上では、接戦の終盤でいかに外角シュートの精度を安定させるかが課題になりそうです。
試合から見えるCBAバスケットの魅力
この一戦では、エースセンターのインサイドとシューター陣の3ポイントという、現代バスケットボールの典型的な構図が表れました。スター選手の不在という逆風の中でも、他の選手が役割を果たして勝ち切る上海の姿は、リーグ全体の競争力とチームバスケットの重要性を改めて示したと言えます。
Reference(s):
Shanghai Sharks defeat Shanxi Loongs for fourth straight win in CBA
cgtn.com








