中国本土で広がるペット経済 「ふわふわ家族」が生む巨大市場ポテンシャル video poster
今、中国本土(中国)ではペットを「家族」とみなす人が増え、ペットカフェをはじめとする「ペット経済」が大きな市場ポテンシャルを見せています。本記事では、数字とライフスタイルの変化から、その背景を読み解きます。
中国本土で広がるペットカフェの波
ペット人口の増加とともに、中国本土ではペット経済が急速に広がっています。その象徴が、猫や犬と触れ合いながらくつろげるペットカフェです。訪れた人たちは、コーヒーや軽食を楽しみつつ、「ふわふわの相棒」と過ごす時間で日々の疲れを癒やしています。
企業情報サービスを手がける企査查(Qichacha)のデータによると、現在、中国本土には猫カフェ関連の企業が3,500社以上、犬カフェ関連の企業が200社以上存在します。数字の上でも、ペットカフェがすでに一つの有力なビジネス分野になっていることが分かります。
「友だち」から「家族」へ 変わるペットの存在感
かつて多くの人にとって、ペットは「友だち」のような存在でした。しかし、いまの新しい世代のペットオーナーにとって、ペットは明確に「家族」です。呼び方が変わっただけではなく、向けられる愛情とケアのレベルそのものが大きく変化しています。
この価値観の変化は、日常のさまざまな場面に表れています。ペットと過ごす時間を優先したり、住まい選びでペットフレンドリーな環境を重視したりと、ライフスタイル全体がペット中心に組み立てられるケースも増えています。
「ふわふわ家族」に惜しまない支出
新しいペットオーナー像を象徴するのが、その「お金のかけ方」です。ペットを家族の一員と考えることで、日々の支出も人間の家族に近づいています。
- 高品質なドッグフードやキャットフードを慎重に選ぶ
- おやつやおもちゃをオーダーメイドで注文する
- 定期的にグルーミングサロン(トリミングサロン)を予約する
- 時には創造的なスタイリングに挑戦して、写真や動画で記録する
こうした細やかなケアに対して、ペットオーナーは積極的にお金を使っています。ペットの健康や快適さ、そして「かわいさ」を守るための支出は、もはや必要経費と考えられていると言えるでしょう。
ペット経済が示すこれからの消費トレンド
ペットカフェやグルーミング、オーダーメイド商品に代表されるペット経済は、人々の消費が「モノ」から「体験」や「関係性」にシフトしていることを映し出しています。ペットと過ごす時間や、一緒にいることで得られる安心感に価値を見いだす傾向が強まっているのです。
今後も、中国本土のペット経済は、サービスの多様化や質の向上を通じて、さらなる成長ポテンシャルを発揮していくとみられます。ペットをめぐるビジネスは、単なる流行ではなく、人々の暮らし方の変化を映す鏡として注目しておきたいテーマです。
Reference(s):
Pampering 'furry cuties': Pet economy unleashes major market potential
cgtn.com








