2025年CBAオールスタールーキーチャレンジ 中国バスケ次世代が躍動
2025年のCBAオールスター・ルーキーチャレンジで、CBAフレッシュマンチームと大学選抜のCUBALチームがそれぞれ白星を挙げ、中国バスケットボールの次世代を強く印象づけました。
試合は中国東北部・吉林省長春市で行われ、プロリーグCBAと中国大学バスケットボールリーグの有望株が一堂に会しました。
吉林省長春で若手対決 2試合制のルーキーチャレンジ
今回のルーキーチャレンジでは、より多くの若手スターを見せるために、CBAが2試合構成のイベントを用意しました。
- 第1試合 CBAフレッシュマンチーム 83ー74 清華大学チーム
- 第2試合 CUBAL選抜 88ー78 CBAソフォモアチーム
プロ1年目の選手たちと大学チーム、そして大学選抜とプロ2年目の選手たちがぶつかる、世代とステージをまたいだ対戦となりました。
フレッシュマンチームが清華大学に雪辱
第1試合では、CBAフレッシュマンチームが名門・清華大学を83対74で下しました。中心となったのは、広州ロングライオンズに所属する20歳のガード、ユ・ミティ・サイダク選手です。
ユ選手は20得点を挙げ、MVPに選出されました。かつてユース時代に清華大学に大敗した経験があるというユ選手にとって、この勝利は特別な意味を持ちます。
ユ選手は試合後、次のように語りました。
「この勝利は雪辱です。ユース時代に清華大学に大きく負けたことがありました。今回のMVPトロフィーは、自分がさらに成長していくための原動力になります。」
過去の悔しさを糧に結果を出した若手ガードの姿は、プロの舞台で生き残ろうとする選手たちの厳しさと成長のスピードを物語っています。
CUBAL選抜がCBA2年目チームを撃破
第2試合では、中国大学バスケットボールリーグの選抜チームであるCUBALチームが、CBAソフォモアチームを88対78で破る番狂わせを演じました。
大学側のエースとして存在感を示したのが、北京大学のガン・ズーユ選手です。19得点を挙げ、こちらもMVPに輝きました。
ガン選手は、幼い頃からより高いレベルのバスケットボールの舞台に立つことを目標に、着実に努力を積み重ねてきたと振り返ります。
「子どもの頃から、より高いステージでバスケットボールをすることを目標にしてきました。今日の勝利は、強い決意を全員が共有していたからこそつかみ取れたものです。」
大学選抜がプロ2年目のチームを下した事実は、大学バスケットボールのレベルの高さと、プロに近い競争環境が整いつつあることをうかがわせます。
若手育成のショーケースとしてのCBAオールスター
今回のルーキーチャレンジは、オールスター・ウィークエンドの一企画にとどまらず、中国バスケットボールにおける若手育成のショーケースとして機能しました。
- プロと大学の垣根を越えた真剣勝負
- 2試合制で多くの選手に出場機会を提供
- MVP選出を通じて個々のストーリーを可視化
個人の雪辱や高いステージへの挑戦という物語が前面に出たことで、単なるエキシビションではない、競争と成長の場としての価値が強調された形です。
日本のバスケファンが押さえておきたいポイント
日本のバスケットボールファンにとっても、今回のCBAオールスター・ルーキーチャレンジは無関係ではありません。
- アジアのプロリーグと大学リーグの連携強化は、将来的な国際大会やクラブ対戦の質にも影響し得る
- 若手選手をオールスターの舞台で積極的に露出させる発想は、日本のリーグや大学バスケにとっても参考になる
- 個々の選手のストーリーを前面に出す演出は、ファンとの距離を縮めるうえで重要な要素となる
ユ・ミティ・サイダク選手とガン・ズーユ選手。2人のMVPが象徴するように、アジアのバスケットボールは、悔しさを原動力に成長する若手と、大学からプロへと続く新しいキャリアパスによって、着実に厚みを増しつつあります。
今後、日本とアジアのバスケットボール界の交流が深まる中で、こうした若手主体のイベントがどのように広がっていくのかも、注目していきたいところです。
Reference(s):
Freshmen, CUBAL Team split 2025 CBA All-Star Rookie Challenge wins
cgtn.com








