スピードスケートW杯最終戦 中国のハン・メイが女子1000m銅
スピードスケートのISUワールドカップ最終戦がオランダ・ヘーレンフェーンで行われ、中国のハン・メイが女子1000メートルで銅メダルを獲得しました。前日の女子1500メートルに続く2個目の銅メダルで、シーズンを通した安定感を示す結果となりました。
女子1000m、地元エースと同組で堂々の3位
女子1000メートルでは、ハン・メイは地元オランダの人気選手ユッタ・レールダムと同じ組でレースに臨みました。レールダムは1分14秒27の好タイムで金メダルを獲得し、会場を大いに沸かせました。
ハン・メイはトップから0秒53差でフィニッシュし、3位に入りました。わずかな差ではありますが、地元のエースと同組というプレッシャーのかかる状況で表彰台を確保したことは、大きな収穫といえます。
銀メダルは1分14秒49をマークした高木美帆選手が手にしました。中国、日本、オランダの選手が表彰台を分け合う形となり、女子中距離のレベルの高さと拮抗した力関係が表れたレースでした。
前日には女子1500mでも銅 2種目で総合3位
ハン・メイは前日に行われた女子1500メートルでも銅メダルを獲得しており、今大会で中距離2種目連続の表彰台入りとなりました。
さらに、女子1000メートルと1500メートルの通算ポイントでは、いずれもシーズン3位につけています。単発の好結果にとどまらず、シリーズを通じて上位を維持している点からも、安定した実力がうかがえます。
スピードスケートのワールドカップは、複数の開催地を転戦しながらポイントを積み上げる形式のシリーズ戦です。最終戦で2種目とも表彰台に立ったことは、来シーズンや大舞台に向けての自信にもつながりそうです。
男子1000mでは寧忠岩が4位 表彰台まであと一歩
男子1000メートルでは、中国の寧忠岩が1分08秒07で4位に入りました。3位となったオランダのティム・プリンスとは0秒09差と、表彰台まであと一歩のレースでした。
優勝はオランダのイェニング・デ・ボーで、タイムは1分07秒45。2位にはアメリカのクーパー・マクラウドが1分07秒87で続きました。男子でもオランダ勢が強さを見せつつ、アメリカや中国の選手が肉薄する展開となりました。
ヘーレンフェーン最終戦が映した中距離の新勢力図
スピードスケートの伝統国であるオランダが男女ともに金メダルを獲得する一方で、女子では中国のハン・メイ、日本の高木美帆が表彰台に立ち、男子では中国の寧忠岩が4位と、ヨーロッパとアジアの選手が拮抗する構図が浮かび上がりました。
特にハン・メイは、1000メートルと1500メートルの両方で表彰台を確保し、シリーズランキングでも3位を維持しています。複数種目で安定して結果を出せる選手は、大会ごとにコンディションやリンクの特性が変わるワールドカップシリーズで存在感を増していきます。
シーズン最終戦となったヘーレンフェーンでの結果は、今後の国際大会でどの選手が中距離種目を牽引していくのかを占うものでもあります。中国、日本、オランダ、そしてアメリカと、さまざまな国と地域の選手が上位を争う構図は、スピードスケートの国際ニュースとしても注目を集めそうです。
Reference(s):
Han Mei earns women's 1,000m bronze at Speed Skating World Cup
cgtn.com








