ミャンマーの若い母親を救った職業訓練 中国企業と貧困削減協力 video poster
リード
ミャンマーの若い母親ニン・ベンプーさんは、貧困と子育てのために一度は大学進学をあきらめました。しかし、中国企業も参加する東アジア貧困削減協力パイロットプロジェクトの職業訓練をきっかけに、再び教員になる夢に手が届きつつあります。
貧困と子育てで学びを断念したニンさん
ミャンマー出身のニン・ベンプーさんは、将来は教師として教壇に立ちたいと願っていました。しかし、家庭の経済的な事情により学校を中退し、2人の子どもの世話を優先せざるを得ませんでした。夢と現実の間で揺れ動きながらも、学び直す機会はなかなか見つかりませんでした。
東アジア貧困削減協力パイロットプロジェクトが開いた道
転機となったのが、ミャンマーで実施された東アジア貧困削減協力パイロットプロジェクトです。この取り組みには、中国の企業も協力し、職業訓練の機会を提供しました。ニンさんはこの訓練に参加したことで工場での仕事を得て、安定した収入を得られるようになりました。
働きながら、再び大学を目指す
現在、ニンさんは工場で働いて収入を得ながら、大学への復学に向けて勉強を続けています。職業訓練によって得た仕事が、家計を支えるだけでなく、学び直しのための時間と余裕を生み出しているからです。
彼女にとって、工場での仕事はゴールではなく、教員になるという長年の夢に近づくためのステップです。安定した収入と学びの機会が両立できれば、夢は「いつか叶えたいもの」から「現実に手を伸ばせるもの」へと変わっていきます。
貧困削減と教育をつなぐ鍵としての職業訓練
ニンさんの物語は、貧困削減と教育の機会拡大がどのようにつながり得るかを示しています。すぐに収入を得るための仕事と、将来のキャリアにつながる学びを両立できる仕組みがあれば、貧困によって途中で途切れてしまった教育の道を、再びつなぎ直すことができます。
ミャンマーで行われている東アジア貧困削減協力パイロットプロジェクトと、中国企業による職業訓練の提供は、その一つの具体例です。こうした国際協力が、個人の人生の選択肢を広げ、地域の将来を支える人材を育てていく可能性があります。
ニン・ベンプーさんが将来、教室で子どもたちに向き合う教師として立つ日が来たとき、その背後には、一人の母親の努力だけでなく、貧困削減と教育を支える仕組みづくりに携わった多くの人々の協力があると言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








