バドミントン陳雨菲、復帰戦で白星 オルレアン・マスターズ1回戦突破
バドミントン陳雨菲、復帰戦で白星 オルレアン・マスターズ1回戦突破
バドミントンのワールドツアー大会、オルレアン・マスターズ(フランス・オルレアン)で、中国の陳雨菲選手が女子シングルス1回戦をフルゲームの末に制し、2024年パリ五輪後では初めてとなるワールドツアーでの勝利を挙げました。
フルゲームの末、日本のHina Akechiを下し16強入り
陳雨菲選手は、日本のHina Akechi選手を25-23、19-21、21-16のフルゲームで下し、女子シングルスのベスト16進出を決めました。スコアが示す通り、一方的な展開ではなく、主導権が何度も入れ替わる接戦となりました。
第1ゲーム:硬さを見せつつも25-23で先取
第1ゲームの立ち上がりでは、陳選手は久々の実戦らしく、重要な場面でミスが重なるなど、やや硬さも見せました。それでも終盤の競り合いを粘り強くしのぎ、25-23で先にゲームをものにします。
第2ゲーム:ミスが続き19-21で取り返される
続く第2ゲームでは、ラリーの中でのミスが増え、ショットの精度もやや落ちたことで流れを手放します。守勢に回る場面が多くなり、19-21でこのゲームを落として1対1のタイに追いつかれました。
第3ゲーム:序盤のリードを生かし、最後は4連続ポイント
勝負の第3ゲームでは、陳選手が立て直しに成功します。序盤から積極的に仕掛けて7-2とリードしますが、Akechi選手も9-3のランで反撃し、11-10と逆転。そこから陳選手は落ち着いてポイントを重ね、7-3と再びリードを広げます。終盤には2本のミスも出ましたが、最後は4連続ポイントで締めくくり、21-16で接戦に終止符を打ちました。
2024年パリ五輪以来のワールドツアー白星
今回の勝利は、2024年に行われたパリ五輪以来、陳選手にとって初めてのワールドツアーでの白星となりました。ブランク明けの初戦らしく、第1ゲームでは試合勘を取り戻すまでに時間がかかる場面もありましたが、第3ゲームで見せた修正力と勝負どころでの集中力は、依然として世界トップレベルの実力を感じさせる内容でした。
陳選手はこれでベスト16に進出し、今大会でさらに勝ち上がりを狙うとともに、今後のツアーに向けて手ごたえをつかんだとみられます。
女子シングルス他カード:中国勢とChinese Taipeiの選手が激突
同じ日に行われた女子シングルスでは、Chinese TaipeiのLin Hsiang-Ti選手が中国のHan Yue選手を21-19、7-21、21-19で下し、接戦を制しました。第2ゲームを大差で落としながらも、第3ゲームで再び競り合いをものにした形です。
中国のGao Fangjie選手は、デンマークのLine Christophersen選手との一戦で、21-23で第1ゲームを失いながらも、続く2ゲームを21-15、22-20で連取し、逆転勝ちを収めました。
中国第2シードのWang Zhiyi選手は、インドネシアのKomang Ayu Cahya Dewi選手を21-13、21-8のストレートで下し、危なげない内容で2回戦進出を決めています。
男子シングルス:唯一の中国勢は初戦で姿を消す
男子シングルスでは、この日出場した中国勢はWang Zhengxing選手ただ1人でしたが、デンマークのRasmus Gemke選手に15-21、21-14、10-21で敗れ、初戦敗退となりました。第2ゲームで一度は立て直したものの、最終第3ゲームでは相手に流れをつかまれたまま押し切られています。
オルレアン・マスターズが映すワールドツアーの今
オルレアン・マスターズの結果からは、女子シングルスで中国勢が複数の選手をベスト16に送り込む一方で、Chinese Taipeiやデンマーク、インドネシアなど各国・地域の選手たちも存在感を示していることがうかがえます。
五輪後のシーズンでは、選手たちは心身のコンディションを立て直しながら、新たな目標に向けてプレーの精度を高めていく必要があります。競った試合をどうものにするか、そしてプレッシャーのかかる場面でどれだけ自分の形を出せるか。陳雨菲選手の復帰戦となったこの一戦は、その問いに対する一つの答えを見せた試合だったと言えそうです。
Reference(s):
Shuttler Chen Yufei takes 1st win after return at Orleans Masters
cgtn.com








