CBA日本語ニュース:上海が首位広厦を撃破、今季初の連敗を与える
中国男子バスケットボールリーグ「CBA」の試合で、上海シャークスが首位の広厦ライオンズを92-88で破り、広厦に今季初の連敗を与えました。立ち上がりから上海が主導権を握りつつも、終盤まで緊張感のある展開となりました。
上海がCBA首位・広厦に今季初の連敗を与える
試合は中国東部の上海市で金曜日に行われました。CBAの首位を走る広厦にとっては、これが今季2試合連続の黒星であり、シーズンを通じて初めての連敗となりました。一方の上海はホームで貴重な白星をつかみ、上位チーム相手に存在感を示しました。
試合展開:最大22点差から4点差まで迫る攻防
立ち上がり:8-0ランでホームが主導権
試合開始直後、上海はLi TianrongとKenneth Lofton Jr.のコンビで8-0のランを作り、いきなりホームの観客を沸かせます。対する広厦はスターガードのSun Minghuiを欠く布陣でしたが、複数の選手が得点に絡んで反撃し、スコアは一時16-16の同点に。第1クォーター終盤にはWang Zhelinが連続得点を挙げ、上海が20-16と4点リードして最初の10分を終えました。
インサイド勝負で前半8点リード
第1クォーターは両チームとも3ポイントシュートの確率が上がらず、合計16本中13本を外す展開となりました。そのため、両者とも果敢にリングへアタックするスタイルにシフトします。上海はWang ZhelinとLofton Jr.がゴール下で存在感を発揮し、9-2のランで広厦にタイムアウトを強いました。さらにLi Hongquanがこのクォーターで3ポイントシュートを2本沈め、上海は前半終了時点で45-37と8点のリードを確保しました。
第3クォーターで最大22点差
後半に入っても流れは上海。Lofton Jr.とLi Hongquanが引き続き広厦ディフェンスを苦しめる一方、WangとBledsoeがスティールから速攻につなげ、スコアは一時63-41と22点差にまで開きました。広厦はHu JinqiuとZhao Jiarenを中心に11-0のランで反撃しますが、それでも第3クォーター終了時点で73-59と、上海が主導権を握ったまま最終クォーターに突入しました。
広厦の猛追も一歩届かず
第4クォーター、広厦はZhaoとBarry Brownが外角シュートを次々と決め、3ポイントを武器に猛追を開始します。残り15秒でスコアは92-88と最小4点差まで詰め寄りましたが、ここからさらに差を縮めることはできず、最後は上海がリードを守り切り、首位チーム相手の番狂わせを完成させました。
キープレーヤーと勝敗の分かれ目
この試合の上海は、インサイドでの強さとディフェンスからの速攻が光りました。
- Wang ZhelinとKenneth Lofton Jr.がゴール下を支配し、得点とリバウンドの両面で広厦にプレッシャーをかけました。
- Li Hongquanは前半から3ポイントシュートを決め、相手の守備を広げる役割を果たしました。
- 守備面では、WangやBledsoeのスティールからの速攻が効果的に決まり、試合の流れを一気に引き寄せました。
一方の広厦は、Sun Minghuiを欠く中でもHu Jinqiu、Zhao Jiaren、Barry Brownらが終盤まで粘り強く追い上げました。しかし、立ち上がりと第3クォーターに許した大量リードが重く、あと一歩届きませんでした。
CBA首位・広厦にとっての今季初の連敗
CBAで首位に立つ広厦にとって、今回の敗戦は今季初の連敗となりました。シーズンを通じて安定して勝ち星を重ねてきたチームが、ここにきて試合の入り方やゲームコントロールの難しさに直面しているとも言えます。
とはいえ、この試合では最大22点差から終盤に4点差まで詰め寄る粘りも見せました。首位チームとしては、この敗戦から修正点を学びつつ、今後の試合に向けてチーム力を高めていけるかが問われそうです。
そのほかの試合結果(勝利チームが先)
同じ夜には、CBAの他会場でも複数の試合が行われました。スコアは次のとおりです。
- Ningbo Rockets 110-101 Fujian Sturgeons
- Nanjing Monkey Kings 115-93 Jilin Northeast Tigers
- Liaoning Flying Leopards 121-93 Qingdao Eagles
- Shanxi Loongs 117-115 Guangdong Southern Tigers
- Beijing Ducks 99-83 Sichuan Blue Whales
日本のバスケファンにとっての視点
中国の男子バスケットボールリーグであるCBAは、アジアの中でも注目度の高いリーグのひとつです。フィジカルの強さとスピードがぶつかり合う試合展開や、多彩な選手起用は、日本のバスケットボールファンにとっても参考になる部分が多いと言えます。
今回の上海対広厦のように、首位チームが苦しむ展開や、大量リードからの追い上げなど、試合の流れの変化を追うことは、戦術だけでなくメンタル面の重要性を考えるきっかけにもなります。通勤時間やスキマ時間にスコアと展開をチェックしつつ、自分なりの「勝負の分かれ目」を考えてみると、バスケットボール観戦がさらに面白くなるはずです。
Reference(s):
Shanghai give CBA leaders Guangsha first losing streak of season
cgtn.com








