王欣瑜がオスタペンコ撃破 インディアンウェルズで自己最高タイ3回戦進出
現地時間金曜日に行われたテニスのBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ、米カリフォルニア州)女子シングルス2回戦で、中国の王欣瑜(ワン・シンユー)が2017年全仏オープン優勝者のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4、6-4のストレートで下し、今大会の自己最高タイとなる3回戦進出を決めました。
元全仏女王をストレートで撃破
女子テニスの国際大会として注目されるBNPパリバ・オープンで、王欣瑜が実力者オスタペンコに対して落ち着いたプレーを見せました。第1セット序盤はオスタペンコが主導権を握り、王はやや受け身の展開を強いられますが、相手のミスが増える中で少しずつ流れを引き寄せていきます。
第1セット第7ゲームでは、オスタペンコが40-15とリードしながら5ポイントを連取され、痛恨のブレークを許しました。このゲームをきっかけに流れは完全に王へと傾き、そのまま6-4でセットを先取。試合の主導権を握りました。
第2セットも冷静に試合をコントロール
続く第2セットでも、王は勢いを保ったまま2-0と先行します。追いかけるオスタペンコは途中でラケットを叩きつける場面もあり、感情の揺れが見える展開となりましたが、その後は気持ちを立て直し、ゲームは拮抗した状態に戻りました。
勝負の分かれ目となったのが第8ゲームです。王は自身のサービスゲームで40-15とリードを許す苦しい展開に追い込まれますが、ここでエースを2本放つなど積極的なプレーで挽回し、土壇場でキープに成功しました。この重要な局面をしのいだ王は最後まで集中力を切らさず、第2セットも6-4で取り切って勝利をつかみました。
過去の完敗からの「巻き返し」
前回の対戦では、オスタペンコが王に対して通算5ゲームも落とさないほどの完勝を収めていたとされています。今回のインディアンウェルズでは、その相手に対し王が逆に主導権を握り、要所でブレークポイントをものにしてストレート勝ちを収めたことになります。
過去の完敗を経験した相手に対して、ミスを待つだけでなく自分から攻めるテニスを貫き、ここぞという場面でサービスエースを決めて流れをつかんだ点は、王のメンタル面と技術面の両方の成長を象徴する内容と言えそうです。
大会自己最高タイの3回戦、次は第4シードのペグラ
王は今回の3回戦進出により、インディアンウェルズでの自己最高成績に並びました。次の相手は第4シードのジェシカ・ペグラ(米国)。安定したストロークとリターン力を持つトップ選手との対戦は、王にとってさらなるチャレンジとなります。
これまでの試合で見せてきた粘り強さとサービスの精度を維持できれば、上位進出も十分に視野に入ります。インディアンウェルズで存在感を高めつつある王の戦いぶりは、今後の女子テニス界を考えるうえでも注目しておきたいところです。
- 試合結果:王欣瑜 6-4、6-4 エレナ・オスタペンコ
- 王はBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)で自己最高タイの3回戦進出
- 次戦の相手:第4シード、ジェシカ・ペグラ(米国)
Reference(s):
Wang Xinyu advances in Indian Wells, matching tournament career-best
cgtn.com








