中国・合肥が常住人口1000万都市に 18番目のメガシティ誕生
中国東部の安徽省の省都・合肥が、常住人口1000万人を超えるメガシティの仲間入りをしました。中国の都市化と経済の重心を考えるうえで注目すべき動きです。
合肥が中国18番目の1000万都市に
2024年の安徽省人口サンプル調査によると、合肥の常住人口は1000.2万人に達し、中国で18番目に常住人口1000万人を超えた都市となりました。
この調査は安徽省当局が公表したもので、省都である合肥の都市化率は86.38%とされています。人口の約9割が都市部で暮らしている計算で、都市圏としての性格が一段と強まっていることが分かります。
安徽省全体の人口は微増
同じ調査によると、安徽省全体の常住人口は2024年末時点で6123万人でした。前年から2万人増加し、伸び率は0.03%と小幅です。
省内16都市の中で、合肥は人口規模でも都市化率でも突出しており、今後も安徽省の成長エンジンとしての役割が一段と重くなりそうです。
人口1000万人超の都市マップ
2024年末時点で、常住人口が1000万人を超える都市は以下の17都市でした。
- 重慶
- 上海
- 北京
- 成都
- 広州
- 深圳
- 武漢
- 天津
- 西安
- 蘇州
- 鄭州
- 杭州
- 石家荘
- 臨沂
- 東莞
- 長沙
- 青島
今回、合肥が加わったことで、このリストは18都市になります。人口1000万人以上の大都市は、しばしばメガシティとも呼ばれ、中国の都市化を象徴する存在です。
大都市とGDP 「1兆元クラブ」との重なり
合肥の地元紙「合肥日報」によると、石家荘と臨沂を除く15都市は、いずれも域内総生産(GDP)が1兆元を超えています。人口規模の大きな都市が、同時に経済の中核でもあるという構図が浮かび上がります。
人口と経済規模が重なることで、インフラ投資や産業集積、サービス産業の発展などが進みやすくなり、都市間の競争も一段と激しくなっていきます。
長江デルタの「次の1000万都市」候補
長江デルタ地域では、温州、寧波、南京、徐州の4都市が、常住人口900万人を超えているとされています。いずれも今後、1000万人超の都市に加わる有力候補と見られています。
合肥を含むこれらの都市は、地域全体の人口と経済の重心を支える存在として、今後も注目されそうです。
日本の読者にとっての意味
日本語で国際ニュースや中国経済を追う読者にとって、合肥の「1000万都市入り」は、中国の都市化が新たな段階に入っていることを示す一つのサインと言えます。
- 人口1000万人超の都市が18に増えたこと
- その多くがGDP1兆元超の経済中心地であること
- 長江デルタなどで、今後も新たな大都市が生まれうること
これらは、中国の内需や消費市場、企業の立地戦略などを考えるうえで重要な背景になります。合肥をはじめとする大都市圏の変化を追うことで、中国やアジア経済の流れをより立体的に捉えやすくなるはずです。
Reference(s):
Hefei becomes China's 18th city to have 10 million permanent residents
cgtn.com








