中国Qin Weiboが室内60mハードル優勝 世界室内陸上(南京)出場権を獲得
中国のハードル選手Qin Weiboが、中国室内陸上選手権の男子60メートルハードルで自己ベストとなる7秒56をマークして優勝し、来年3月21日に中国東部の江蘇省南京市で開幕する予定の世界室内陸上競技選手権への出場権を手にしました。中国陸上チームにとって、短距離ハードルで世界と戦う新たな力が台頭しつつあります。
中国室内選手権で自己ベスト優勝
Qin Weiboは、中国東部の山東省済南市で行われた中国室内陸上選手権の最終戦となる男子60メートルハードル決勝で、7秒56の自己ベストを記録して金メダルを獲得しました。
レースはわずかな差の接戦でしたが、Qinはスタートから崩れない走りを見せ、終盤にかけてスムーズに加速してトップでフィニッシュしています。Qinはレース後、「今日はスタートのバランスがよかったので、後半の加速がスムーズになり、勝つことができました」と振り返りました。
- 1位:Qin Weibo(チーム上海) 7秒56(自己ベスト)
- 2位:Zeng Jianhang 7秒59(0秒03差)
- 3位:Zhu Shenglong 7秒68
世界室内陸上(南京)への3人目の代表に
この結果により、Qin Weiboは中国代表として世界室内陸上競技選手権男子60メートルハードルの出場資格を獲得しました。すでに出場を決めているLiu Junxi、Zhu Shenglongに続く3人目の選手です。
世界室内陸上競技選手権は、来年3月21日に江蘇省南京市で開幕する予定で、中国にとっては「ホーム」で世界トップクラスと戦える貴重な舞台となります。地元開催の大会に向け、開催国の選手層を厚くするうえでもQinの台頭は大きな意味を持ちます。
屋外110メートルハードルに向けた手応え
Qinは今回の走りが、来季の屋外110メートルハードルにもつながると手応えを口にしています。自身について、ふだんはレース後半でスピードを上げるタイプだとしたうえで、最初の60メートルを7秒56で走り切れれば、110メートルでも記録を伸ばせると見ています。
Qinは「屋外ではこれまで以上のタイムを狙いたい。13秒20を目標にしたい」と意欲を示し、昨年の記録を上回ることも視野に入れているといいます。
60メートルと110メートルハードルの関係
室内の60メートルハードルは、屋外110メートルハードルの前半部分にあたる種目です。スタートからの加速とハードル間のリズムが勝負を分けるため、ここでの成長は110メートルのタイムにも直結しやすいとされます。
今回の7秒56というタイムは、Qinがスタートや中盤の技術を磨きつつあることを示しており、今後の屋外シーズンでの飛躍を占ううえで重要な指標になりそうです。
アジアのハードル種目に広がる波及効果
中国の短距離ハードルは近年、世界大会での入賞やメダル獲得を重ね、存在感を増しています。今回のQinのように新しい選手が次々と頭角を現すことで、アジア全体の競争レベルが引き上げられる可能性もあります。
アジア勢のレベルが上がれば、同じ種目に取り組む周辺地域や国の選手たちにとっても大きな刺激になります。来年南京で行われる世界室内陸上競技選手権は、アジアのハードラーたちの現在地と、世界との差を測る舞台にもなりそうです。
Reference(s):
China's Qin Weibo qualifies for World Athletics Indoor Championship
cgtn.com








