国際メディアが注目 中国「両会」2025の焦点は経済とハイテク
世界が注目した中国「両会」2025
今年3月4日から11日まで北京で開かれた中国の全国人民代表大会と中国人民政治協商会議、いわゆる「両会」は、2025年の中国の発展ロードマップを示す重要な会議でした。国際ニュースとしても大きく取り上げられ、各国メディアがトップページや特設コーナーで詳しく報じました。
国際メディアの視線:キーワードは経済とハイテク
両会は毎年、内外の注目を集めますが、今年は特に「経済」と「ハイテク」が焦点となりました。多くの海外メディアがライブ配信や現地取材を通じて、中国の高品質な発展の勢いを伝えています。
不確実な世界経済の中で
タンザニアの新聞「ザ・ガーディアン」で外国ニュースを統括するベンジャミン・ムガナ編集長は、世界経済の不透明感が強まる中で、中国の成長目標のあり方が国際社会に与える影響の大きさを指摘しました。
ムガナ氏は「世界経済に不確実性が広がる中で、中国がどのように新たな成長目標を設定し、それを実現していくのかは、世界経済の構図に直接影響を与える」と述べています。中国の経済運営の方向性が、そのまま各国の企業活動や投資判断にも波及するという見方です。
「国内問題」から「世界のテーマ」へ
エジプトの新聞「アル・アフバール」のオサマ・アル=サイード編集長は、中国がこれまでに多くの障害や課題を乗り越え、重要な世界経済の一角を占める存在へと成長してきた点を強調しました。
同氏は、中国が的確な計画、力強いリーダーシップ、そして人々からの高い支持を背景に発展してきたと述べたうえで、「多くの国の経済は中国経済と密接につながっており、その成長の恩恵を受けている」と指摘します。さらに「中国の経済発展はもはや一国の国内問題ではなく、世界全体に大きな影響を与えるグローバルなテーマだ」と評価しました。
なぜ両会はこれほどまでに注目されるのか
今回の両会が国際ニュースとして注目された背景には、次のような要因があります。
- 中国が世界で重要な経済の一つとして存在感を高めていること
- 質の高い発展やハイテク分野への投資が、世界のサプライチェーンや技術競争に影響すること
- 多くの国の経済が、中国との貿易や投資を通じて密接に結びついていること
両会で示された2025年の発展ロードマップは、中国国内だけでなく、アジアやアフリカを含む各地域の経済やビジネス戦略にも関わるテーマとして受け止められています。
日本の読者にとっての意味
日本から見ると、中国の両会はやや遠い出来事に感じられるかもしれません。しかし、海外メディアがここまで注目するのは、そこで話し合われる経済政策やハイテク戦略が、日本企業や日本の働き方にも間接的な影響を持ちうるからです。
世界の編集長たちが強調するように、中国の経済発展は今や「世界全体のテーマ」です。2025年の両会を手がかりに、今後の国際経済やテクノロジーの動きを、自分の仕事や生活とどう結びつけて考えるか。そこに、日本の読者にとっての新しい視点が生まれてきそうです。
Reference(s):
From economy to high-tech, global media closely follows Two Sessions
cgtn.com







