中国アニメ映画「Ne Zha 2」が、世界興行収入で歴代5位に浮上しました。中国映画として史上最高、さらに世界のアニメ作品の中でもトップに立ったこの快進撃は、国際映画市場の勢力図の変化を象徴しています。
世界興行収入で歴代5位、興行収入150.2億元超え
中国のアニメ映画「Ne Zha 2」は、世界興行収入が150.2億元(約20.7億ドル)を超え、「Star Wars: The Force Awakens」を上回って世界歴代5位の作品となりました。中国公開から46日という短期間での到達で、現在も記録を更新し続けています。
中国映画史上最高&世界アニメ作品のトップに
「Ne Zha 2」は、中国国内における歴代興行収入1位の座も手にしています。これまでトップだった「Wolf Warrior 2」や「The Battle at Lake Changjin」を抜き、中国映画史に新たな区切りを刻んでいます。
さらに、世界のアニメ作品全体を見ても、「Ne Zha 2」は歴代1位の興行収入を記録しています。これまで首位だった「Inside Out 2」の約17億ドルを上回り、アニメ映画として世界で最も多くの観客を集めた作品となっています。
アジアへ広がる「Ne Zha 2」現象
「Ne Zha 2」の勢いは中国国内にとどまらず、マレーシア、タイ、日本などアジア各地へと広がっています。各国では英語字幕版や現地言語版が上映されており、多様な観客が作品を楽しめる環境が整えられています。
とくにマレーシアでは、観客の反応が非常に好意的だと伝えられています。SNS上の口コミやレビューを通じて話題が広がることで、さらに観客層が拡大している可能性もあります。
国際映画市場にとっての意味
世界興行収入の上位に中国発のアニメ映画が入ったことは、国際ニュースとしても注目すべき動きです。これまでハリウッド大作が中心だったランキングに、多様な地域発の作品が食い込む流れがより鮮明になっているといえます。
また、「Ne Zha 2」の成功は、アジア市場の存在感の高まりを象徴する出来事でもあります。観客が地域文化に根ざした物語に価値を見いだし、それが世界規模のヒットにつながるというモデルが、今後さらに広がっていくかもしれません。
私たちが注目したいポイント
今回の「Ne Zha 2」現象から、日本や世界の観客としてどのような点に注目できるのか、いくつかのポイントを整理します。
- 世界興行収入ランキングにおける勢力図の変化
- 中国映画やアニメ産業の成長と国際展開のあり方
- マレーシアやタイ、日本などアジア地域での受け止め方の違い
- 今後、日本発やアジア発の作品が世界市場でどのように存在感を示していくか
中国アニメ映画「Ne Zha 2」が打ち立てた記録は、一本のヒット作にとどまらず、国境を越えるエンターテインメントのあり方を考える手がかりにもなります。今後の動向に注目しつつ、アジア発コンテンツの広がりを日本語で丁寧にフォローしていきたいと思います。
Reference(s):
cgtn.com







