全英オープン、バドミントン中国勢が3種目で決勝進出 日本女子ダブルスも決勝へ
イングランド・バーミンガムで行われているバドミントンの全英オープンで、中国勢が男子シングルス、女子シングルス、混合ダブルスの3種目で決勝進出を決めました。現地土曜日に行われた準決勝で、中国勢と日本勢がそれぞれ存在感を示しています。
男子シングルス:世界1位・Shi Yuqiが中国対決を制す
男子シングルス準決勝では、世界ランキング1位のShi Yuqiが、同じ中国代表のLi Shifengを21-9、20-22、21-19で下し、決勝進出を果たしました。
Shiは第1ゲームを危なげなく先取しましたが、第2ゲーム以降は激しいラリーが続く展開となりました。今大会最長となる62ショットのラリーも飛び出すなど、両者一歩も譲らない攻防の末、最終ゲームでShiが振り切りました。
決勝では、チャイニーズタイペイ代表のLee Chia-haoと対戦します。Leeはもう一つの準決勝でフランスのAlex Lanierを19-21、21-14、21-17で逆転し、決勝の舞台に立ちます。
女子シングルス:Wang Zhiyiが同国対決を制し、韓国エースと頂上決戦
女子シングルス準決勝でも中国勢同士の対戦となり、Wang ZhiyiがHan Yueを21-10、21-19で下して決勝行きの切符を手にしました。
序盤はWangが主導権を握り、第1ゲームを大差で奪取。第2ゲームではHanが粘りを見せましたが、Wangが要所を締めてストレート勝ちを収めました。
決勝では、韓国(大韓民国)の第1シード、An Se-youngとタイトルを懸けて対戦します。女子シングルスでもアジア勢同士のハイレベルな戦いとなります。
混合ダブルス:中国ペア同士の決勝が確定
混合ダブルスでは、中国勢が決勝を独占しました。Feng Yanzhe/Wei Yaxin組が、韓国のLee Jong-Min/Chae Yoo-jung組を21-14、21-18で破り決勝へ進出しました。
もう一つの準決勝では、Guo Xinwa/Chen Fanghui組が、Jiang Zhenbang/Huang Dongping組との同国対決を21-15、24-26、21-16で制しました。これにより、混合ダブルスの優勝は中国ペアに確定しました。
男子ダブルス:韓国ペアとインドネシアペアが決勝へ
男子ダブルス準決勝では、韓国のKim Won-ho/Seo Seung-jae組が、中国のHe Jiting/Ren Xiangyu組に16-21、21-13、21-13で勝利し、決勝に駒を進めました。
決勝で韓国ペアを待ち受けるのは、インドネシアのBagas Maulana/Leo Rolly Carnando組です。Maulana/Carnando組は、同じインドネシアのSabar Karyaman Gutama/Muhammad Reza Pahlevi Isfahani組を21-14、17-21、21-15で下しました。
女子ダブルス:日本ペア同士の決勝、中国勢は準決勝で敗退
女子ダブルス決勝は、日本ペア同士の顔合わせとなります。志田千陽/松山奈未組が、中国のLiu Shengshu/Tan Ning組を21-9、21-17で下して決勝進出を決めました。
もう一方の山では、福島由紀/松本麻佑組が、中国のJia Yifan/Zhang Shuxia組を21-16、21-17で破りました。
日本勢にとってはビッグタイトル獲得の好機であり、中国勢にとっては悔しい結果となりましたが、アジア各国・地域の女子ダブルスの層の厚さを示す結果とも言えます。
アジア勢が牽引する全英オープン、その意味は
バドミントンの全英オープンは、多くの国や地域のトップ選手が集まる国際大会です。今大会の準決勝・決勝の顔ぶれを見ると、中国、韓国、インドネシア、日本、チャイニーズタイペイ、フランスなど、各国・地域の選手が競い合いながらも、とりわけアジア勢の存在感が際立っています。
男子・女子シングルスや混合ダブルスで中国勢が複数種目の決勝に進み、日本女子ダブルスが決勝を独占する展開は、アジア勢が国際舞台で競い合い、そのレベルを押し上げていることを物語っています。
試合結果そのものに加えて、どの国・地域がどの種目で強みを発揮しているのかを見ていくと、バドミントンという競技の勢力図やトレンドの変化も浮かび上がります。今後の国際大会でも、今回名前が挙がった選手たちの動向に注目が集まりそうです。
Reference(s):
Chinese badminton players advance to three finals at All England Open
cgtn.com








