ショートトラック世界選手権1500mでリウ・シャオアンが銅メダル 北京で熱戦
北京で開催中の国際スケート連盟(ISU)ショートトラック世界選手権で、中国代表のリウ・シャオアン選手が男子1500メートルで銅メダルを獲得しました。地元開催での表彰台は、中国のショートトラック陣にとって今大会初の大きな成果です。
男子1500m、波乱の末につかんだ銅メダル
男子1500メートルは、現地時間の土曜日に行われました。リウ・シャオアン選手は、中国勢で唯一決勝に進出し、ハイレベルなレースに臨みました。
レース終盤、カナダのウィリアム・ダンジノー選手とベルギーのスタイン・デスメット選手が残り2周前から主導権を握り、トップ2のポジションを固めます。一方、リウ選手はオランダのイェンス・ファントヴアウト選手の後ろ、4番手で機をうかがう展開になりました。
最終的に、ダンジノー選手が2:15.09のタイムで金メダル、わずか0.02秒差でデスメット選手が銀メダルを獲得しました。当初3位でフィニッシュしたファントヴアウト選手は、レース中の反則により失格となり、その結果、リウ選手が2:15.89で銅メダルに繰り上がりました。
リウ選手はレース後、ここで迎えた最初の決勝で銅メダルを獲得できたことを喜びつつも、本当に目指しているのは金メダルだとし、今後も挑戦を続ける姿勢を強調しました。
この日に行われた主な決勝結果
- 男子1500m:1位 ウィリアム・ダンジノー(カナダ)、2位 スタイン・デスメット(ベルギー)、3位 リウ・シャオアン(中国)
- 男子500m:1位 スティーブン・デュボワ(カナダ)、2位 デニス・ニキシャ(カザフスタン)、3位 イェンス・ファントヴアウト(オランダ)
- 女子3000mリレー:1位 カナダ、2位 ポーランド、3位 オランダ
- 女子1000m:1位 ハンネ・デスメット(ベルギー)、2位 コートニー・サロー(カナダ)、3位 ザンドラ・フェルツェボール(オランダ)
男子500mはカナダ・デュボワが制す
男子500メートルでは、カナダのスティーブン・デュボワ選手が40.008秒で優勝し、スプリント種目で存在感を示しました。カザフスタンのデニス・ニキシャ選手が銀メダル、ファントヴアウト選手がここではレースをまとめて銅メダルを獲得しています。
女子リレーと1000mで光るカナダとベルギー
女子3000メートルリレーでは、カナダのコートニー・サロー選手、リッキ・ドーク選手、フローレンス・ブルネル選手、キム・ブーテン選手によるチームが4:09.254で優勝しました。2位にポーランド、3位にオランダが入り、ヨーロッパ勢も存在感を見せました。
女子1000メートルでは、ベルギーのハンネ・デスメット選手が1:28.641でトップに立ち、個人種目のタイトルを獲得しました。2位にはカナダのサロー選手、3位にはオランダのザンドラ・フェルツェボール選手が入り、こちらもヨーロッパと北米の強豪が表彰台を分け合う結果となりました。
3日間の日程と、これからの見どころ
ショートトラック世界選手権は3日間の日程で北京のリンクを舞台に行われ、日曜日には残る5種目のタイトルが決まるスケジュールが組まれていました。男子1500メートルの銅メダルは、地元開催で中国代表がつかんだ貴重な一歩と言えます。
駆け引きと位置取りが重要になる1500メートルで表彰台に立ったことは、リウ選手個人の自信だけでなく、チーム全体の強化にもつながる成果です。次は金メダルを目指すという言葉どおり、今後の国際大会でどこまで順位を押し上げていけるのか、ショートトラック界の動向に注目が集まりそうです。
一方で、複数種目でメダルを獲得したカナダや、男女で表彰台に上がったベルギー、オランダなど、世界の競争は一段と激しくなっています。アジア、ヨーロッパ、北米の有力選手が拮抗するなかで、それぞれの代表チームがどのような戦略で次のシーズンに臨むのかも、ニュースとしてフォローしていきたいポイントです。
Reference(s):
Liu Shaoang earns 1,500m bronze at ISU World Short Track Championships
cgtn.com








