卓球ワールドカップ中国代表10人発表 マカオ大会の注目ポイント
2025年4月に中国のマカオ特別行政区で開催されたITTF男子・女子卓球ワールドカップに向けて、中国代表の出場メンバー10人が火曜日に発表されていました。世界トップクラスの選手がそろったこの顔ぶれは、2025年の卓球国際ニュースを振り返るうえでも重要なトピックです。
マカオで行われたITTF卓球ワールドカップの概要
ITTF(国際卓球連盟)が主催する男子・女子ワールドカップは、世界ランキング上位や各大陸大会の代表など、限られた選手だけが出場できる国際大会です。2025年大会は4月14〜20日、中国のマカオ特別行政区で開催されました。
このワールドカップに向け、男子5人、女子5人の計10人からなる中国代表が選出されました。直前のWTT Champions Chongqing(中国南西部・重慶市)でシングルス優勝を果たしたWang ChuqinとSun Yingshaを中心に、注目度の高いメンバー構成となっています。
男子代表:Wang Chuqinら5人が世界カップ初タイトルを狙う
男子は、次の5人がエントリーしていました。
- Wang Chuqin
- Lin Shidong
- Liang Jingkun
- Lin Gaoyuan
- Huang Youzheng
男子代表のヘッドコーチであるWang Haoは、「今回の5人の中には、まだシングルスのワールドカップ優勝経験者はいないため、誰もがタイトル獲得に強い意欲を燃やしている」とコメントしました。そのうえで、「最高のメンタルとコンディションで実力を発揮し、その中から誰かが殻を破ってくれることを期待している」と、チームの初制覇への手応えと課題を語っています。
女子代表:2025年序盤から続く圧倒的な安定感
女子は、次の5人が出場しました。
- Sun Yingsha
- Wang Manyu
- Wang Yidi
- Chen Xingtong
- Kuai Man
中国女子勢は、2025年のスタートから際立った安定感を見せてきました。WTT Singapore Smash、アジアカップ、WTT Champions Chongqingでは、いずれの大会でも準決勝進出者4人をすべて中国選手が占めています。
女子代表のヘッドコーチであるMa Linは、「この5人はもっともパフォーマンスが安定しており、他チームの選手に対しても好成績を収めてきた」と評価しています。そのうえで、「この流れを維持し、さらに状態を上げてワールドカップに臨み、ベストの結果をつかみたい」と意気込みを語りました。
出場資格と選考のポイント:世界王者からU19まで
今回のITTFワールドカップの出場資格は、ITTFが今年2月に公表したクオリフィケーション・パスウェイ(予選ルール)に基づいています。現役の世界チャンピオンやU19世界チャンピオンに加え、大陸別大会(コンチネンタルカップ)での成績上位者、そして世界ランキングで選ばれた選手が自動的に出場権を得る仕組みでした。
このルールにより、オリンピック王者であり、2024年末に世界ランキングからいったん姿を消していたFan Zhendongにも招待枠が与えられました。しかしFanは個人的な事情を理由に、今大会には出場しない決断をしています。
2025年の卓球国際ニュースを読む視点
男子では、まだシングルス世界カップのタイトルを持たない実力者たちが新たな頂点を目指し、女子ではすでに世界のトップを走るメンバーが勢ぞろいしました。中国代表10人の陣容は、2025年の国際卓球シーンにおける中国チームの層の厚さと競争の激しさを象徴していると言えます。
マカオ特別行政区でのワールドカップはすでに終了していますが、その前後の中国代表の動きや選手起用を振り返ることで、今後の世界大会で誰が中心的な役割を担っていくのかを考えるヒントにもなります。国際ニュースとしての卓球を見るとき、中国代表の戦略や世代交代の進み方は、これからも注目を集めていきそうです。
Reference(s):
Chinese roster announced for ITTF World Cup in Macao SAR in April
cgtn.com








