CBAで広厦が山西に競り勝ち プレーオフ首位シードを確定
CBAで広厦が山西に競り勝ち、首位シードを手中に
中国の男子プロバスケットボールリーグ、CBA(中国バスケットボール協会)のレギュラーシーズンで、広厦ライオンズ(Guangsha Lions)が山西ロングス(Shanxi Loongs)を110−107で下し、6連勝を達成しました。この勝利により、広厦はレギュラーシーズン首位と、今後行われるCBAプレーオフでの第1シードを、残り3試合を残して確定させました。
主力3人欠場でもナナリーが33得点
試合は中国北部・山西省太原市で行われました。広厦はサン・ミンフイ(Sun Minghui)、フー・ジンチウ(Hu Jinqiu)、バリー・ブラウン(Barry Brown)という先発3人を欠く厳しい台所事情でしたが、その穴を埋めたのがジェームズ・ナナリー(James Nunnally)でした。
ナナリーはゲームハイとなる33得点に加え、5リバウンドと4アシストを記録し、攻守両面でチームをけん引。数字以上に、要所での3ポイントや連続得点で流れを引き寄せた存在感が光りました。
試合の流れ:最大14点リードから、最後は紙一重
前半:アウトサイド攻勢で主導権
第1クォーターは互いに点を取り合う展開でしたが、広厦が中盤に11−2のラン(連続得点)を決め、一気に流れをつかみます。ナナリーとジャオ・イェンハオ(Zhao Yanhao)が立て続けに3ポイントを沈め、リードを広げました。
第2クォーターに入ると、ジュ・ジュンロン(Zhu Junlong)も外角シュートに加わり、広厦のリードは46−32とこの日最大となる14点差に拡大します。山西はブランドン・グッドウィン(Brandon Goodwin)とハミドゥ・ディアロ(Hamidou Diallo)の個人技で食らいつきますが、前半終了時点で60−51と9点ビハインドを抱えて折り返しました。
後半:山西の猛追と広厦の踏ん張り
第3クォーターになると、山西はジャン・ニン(Zhang Ning)が攻撃のギアを上げ、グッドウィン、ディアロとともに得点を分担します。ジャンは3ポイントファウルを誘ってフリースローを3本すべて沈め、スコアは73−70と3点差まで接近しました。
しかしここで再びナナリーが6連続得点を決め、広厦が10−4のランで83−74と再びリードを9点に戻します。このクォーターでは、ディアロが5つ目のファウルを宣告される痛い展開もあり、第3クォーター終了時点でスコアは86−79、広厦が7点リードを守りました。
第4クォーター:リード交代の末に広厦が逃げ切り
第4クォーター序盤、ジャンとユエン・シュアイ(Yuan Shuai)が大きな3ポイントを決め、山西が猛追。さらにジア・ミンルー(Jia Mingru)がミドルシュートを決めて97−95と逆転し、一時はホームの山西が試合をひっくり返します。
それでも広厦はネイサン・ナイト(Nathan Knight)が4点プレー(3ポイントシュート+フリースロー)を完成させ、再び主導権を奪取。その後も山西の粘り強い追い上げを受けながら、広厦はおおむね5点前後のリードを維持しました。
終盤、山西はジャンが連続で「望みをつなぐ」3ポイントを狙いましたが、いずれも決まらず。最後は3点差のままタイムアップとなり、広厦が敵地太原で大きな1勝をつかみました。
首位シード確定の意味:プレーオフでのアドバンテージ
この勝利で広厦は、レギュラーシーズン残り3試合を残して首位を確定させました。これは、プレーオフで以下のようなアドバンテージにつながるとみられます。
- 全ラウンドでホームコートアドバンテージを得られる可能性が高い
- 対戦相手がレギュラーシーズン下位のチームから始まるため、突破しやすくなる
- 主力のコンディション調整やローテーションの見直しに余裕が生まれる
CBAはシーズン終盤にかけて上位争いが激しくなる傾向がありますが、広厦は一足早くポストシーズンに向けた理想的な立ち位置を確保した形です。
同日のその他のCBA結果
同日に行われた他のCBAの試合結果(左側が勝利チーム)は次のとおりです。
- 広東サザンタイガース 112−92 寧波ロケッツ(Guangdong Southern Tigers 112-92 Ningbo Rockets)
- 浙江ゴールデンブルズ 118−107 天津パイオニアーズ(Zhejiang Golden Bulls 118-107 Tianjin Pioneers)
- 新疆フライングタイガース 115−86 四川ブルーホエールズ(Xinjiang Flying Tigers 115-86 Sichuan Blue Whales)
広厦の首位確定により、今季のCBAプレーオフ争いは「広厦を誰が止めるのか」という構図がより鮮明になりつつあります。アジアのプロバスケットボールを追う上でも、CBAの動きは引き続きチェックしておきたいところです。
Reference(s):
Guangsha defeats Shanxi to clinch top seed in upcoming CBA postseason
cgtn.com








